徳川家茂付き大奥女中

徳川家茂付き大奥女中

この項目では、江戸幕府14代将軍徳川家茂に仕えた大奥女中について、史料上の最終役職順に詳しく解説します。

上臈御年寄

万里小路

詳細な情報は不明です。

飛鳥井（あすかい、1818年 - 1888年）

飛鳥井は、幕末の江戸幕府大奥に仕えた女中であり、平松時門の娘として生まれました。宿元は三枝靭負です。徳川家定が世子であった時代から西の丸に上臈御年寄として仕え、嘉永6年（1853年）に家定が将軍となると本丸に移りました。安政5年（1858年）に家定が亡くなると、後を継いだ家茂の付き上臈御年寄筆頭となりました。文久3年（1863年）11月に隠居し、慶応2年（1866年）に家茂が亡くなると出家しました。

花園（はなぞの、生没年不詳）

花園は、幕末の江戸幕府大奥に仕えた女中です。宿元は本多主殿正です。出身は京都で、上臈御年寄は公家の娘が務めることが多かったため、花園も同様の出自であると考えられます。文久2年（1862年）に14代将軍徳川家茂の正室として降嫁した和宮に従って江戸城に入り、家茂の上臈御年寄を務めました。文久3年（1863年）に他の大奥女中とともに大奥を解雇され、京都へ戻りました。

御年寄

瀧山（たきやま）

詳細な情報は不明です。

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