志布志コミュニティ放送

FM志布志について

特定非営利活動法人志布志コミュニティ放送、通称FM志布志は、鹿児島県の志布志市を中心に展開する地域密着型のコミュニティ放送局です。この放送局は2006年10月13日に開局し、地域の情報や文化を様々な形で発信しています。コールサインはJOZZ0BA-FMであり、周波数は78.1MHz、送信出力は10Wです。この放送は志布志市志布志町にある陣岳から行われており、24時間体制でリスナーに親しまれています。

FM志布志はおおすみ半島コミュニティ放送ネットワークに参加しており、同ネットワーク内の他の放送局（FMかのや、FMきもつき、FMたるみずなど）と協力しています。これにより、各局で制作された番組を同時に放送することが可能になっています。リスナーは多彩なコンテンツを楽しみながら、地域の情報や文化に触れることができます。

受信エリア

FM志布志の放送は、主に志布志市を対象としており、隣接する大崎町の一部もカバーしています。開局当初は、志布志市内のカバー率は68.2%でしたが、特定の地域では受信状況が改善されないこともありました。これに対応するため、2009年には松山町を対象とした中継局が設置され、さらなる放送の安定化が図られました。

沿革

この放送局は2005年7月に特定非営利活動法人として認証された後、2006年に予備免許を取得し、試験放送を行いました。初めての本放送は同年10月13日で、当初は送信出力が20Wでしたが、後に10Wに減力されました。2009年には新たに中継局の設立が行われるなど、放送環境の改善に向けた努力も続けられています。

主な番組

FM志布志では、地域密着型の様々なプログラムが放送されています。特に特徴的な番組には、

• - 「志布志の民話」（金曜20:30 - 20:45）
• - 「日曜島」（日曜21:00 - 21:30）
• - 「輪多市（わたし）のしぶし」（月・木曜05:00 - 06:00）

などがあります。これらの番組は地域の文化や人々の生活に密接に関連した内容で構成されており、リスナーにとって親しみやすい存在となっています。

地域の皆さんが手に取りやすい情報源として、FM志布志はこれからも多様な番組を通じて志布志市や周辺地域の魅力を伝えていきます。多くのリスナーが楽しむ中で、地域のコミュニティとしても重要な役割を果たすことを目指しています。

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