恋をちょっぴり

ベイ・シティ・ローラーズの「恋をちょっぴり」（Give a Little Love）は、1975年7月に全英シングルチャートで3週連続首位を獲得した楽曲です。ジョニー・グディソンとフィル・ワインマンによって作詞・作曲され、ワインマン自身がプロデュースを担当しました。

この曲は、ベイ・シティ・ローラーズにとって、全英シングルチャートで首位を獲得した2曲目であり、最後の楽曲となりました。1975年のイギリスにおける年間シングルチャートでは11位にランクインする大ヒットとなりました。

オリジナルイギリス盤アルバム『青春のアイドル』に収録されたバージョンは、シングル盤とは異なり、ストリングスセクションが追加されています。一方、アメリカ合衆国で発売されたLP盤『ベイ・シティ・ローラーズ』に収録されたバージョンでは、基本的なリズムトラックのみで、ストリングスは加えられていません。

「恋をちょっぴり」は、アメリカ合衆国ではシングルとしてリリースされなかったため、チャートには登場しませんでした。しかし、数か月後にリリースされた「サタデー・ナイト」は、アメリカとカナダでチャートの首位を獲得しました。しかし、「サタデー・ナイト」は1973年にイギリスでリリースされたものの、チャート入りせず不発に終わっていたため、再リリースされることはありませんでした。

トラックリスト

イギリス・シングル盤

1. 恋をちょっぴり "Give a Little Love" — 3:29
2. 彼女を泣かせないで "She'll Be Crying Over You" — 3:12

日本では、「恋をちょっぴり」は、シングル「太陽の中の恋」のB面に収録されました。

1. 太陽の中の恋 "Summerlove Sensation"
2. 恋をちょっぴり "Give a Little Love"

チャート

全英シングルチャート：1位（3週連続）
1975年年間シングルチャート（イギリス）：11位

脚注

ジョニー・グディソンとフィル・ワインマンの共作
フィル・ワインマンがプロデュース
ベイ・シティ・ローラーズにとって2曲目で最後の全英No.1ソング

外部リンク

「恋をちょっぴり」の歌詞 - メトロリリック
* Listen to "Give a Little Love" - YouTube

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