恵庭開発

恵庭開発

恵庭開発は、北海道恵庭市に本社を置く企業です。そのルーツは、名古屋市のコスモグラフィックを経営していた柴田和徳氏が、北海道拓殖銀行の経営破綻後に経営難に陥った恵庭カントリー倶楽部の再建に乗り出したことに始まります。その後、民事再生法を申請した登別リゾート開発の経営権を取得し、登別カントリー倶楽部の再建も手掛けるなど、事業を拡大しました。

歴史

1983年：名古屋市にてコスモグラフィックを設立。
2003年：恵庭開発を設立。整理回収機構（RCC）からの任意売却により、恵庭カントリー倶楽部を取得。
2006年：共同印刷がコスモグラフィックを完全子会社化。
2007年：札幌ロイヤルホテルを買収し、ホテル事業にも進出。
2008年：札幌国際観光を子会社化。
2010年：センチュリーロイヤルホテルを経営する札幌国際開発株式をマルセンクリーニングに売却。
2011年：登別リゾート開発の民事再生法申請に伴い、登別カントリー倶楽部のスポンサーとなる。
2012年：リソル函館の信託受益権を取得。マルハニチロホールディングスから函館国際ホテル株式と貸付債権を譲受。旧札幌ロイヤルホテルの一部敷地をフナコシヤに売却。リソル函館の信託受益権をケン・コーポレーションに売却。
2013年：旧札幌ロイヤルホテルの敷地を明和地所とリンナイに売却。苫小牧市で太陽光発電施設を稼働開始。
2014年：標津町で太陽光発電施設を稼働開始。
2016年：東広島市で太陽光発電施設を稼働開始。函館国際ホテルをフォートレス・インベストメント・グループLLCに売却。

事業内容

かつては札幌市や函館市でホテル施設の管理も手掛けていましたが、現在は北海道内外で太陽光発電事業に注力しています。

ゴルフ場

恵庭カントリー倶楽部

恵庭開発が最初に再建を手掛けたゴルフ場です。

総面積：1,344,219 m2
全長：10,593 y
ラウンド順路：支笏コース→阿寒湖コース、阿寒コース→摩周コース、摩周コース→支笏コース

施設

クラブハウス
レストラン
ミーティングルーム
特別室

開催トーナメント

日本プロゴルフシニア選手権大会 (2005年、2006年)
日本プロゴルフ選手権大会 (2009年、2023年)
日本女子プロゴルフ選手権大会 (2013年)
ニトリレディス (2014年)
片山晋呉インビテーショナルネスレ日本マッチプレー選手権 (2015年)
ネスレインビテーショナル日本プロゴルフマッチプレー選手権 (2016年)

アクセス

道央自動車道恵庭ICから車で約10分
JR北海道恵庭駅から車で約20分
新千歳空港から車で約35分
札幌市内中心部から車で約55分

登別カントリー倶楽部

民事再生法を申請した登別リゾート開発から経営権を取得し、再建に取り組んだゴルフ場です。

総面積：1,240,000 m2

施設

クラブハウス
レストラン
コンペルーム
ロッカールーム
バスルーム
ショップ
茶屋（13番ホール）
ドライビングレンジ

開催トーナメント

北海道オープン (1990年)
ISPS HANDA CUP シニアマスターズ (2012年)
登別シニアオープン (2014年)
日本女子プロゴルフ選手権大会 (2016年)

アクセス

道央自動車道登別東ICから車で約15分
JR北海道登別駅から車で約15分
登別温泉から車で約15分

脚注・出典

田野辺薫 (2009年5月21日). “大地の巨匠「恵庭カントリー倶楽部」”. Style-GOLD. ゴルフダイジェスト・オンライン.

外部リンク

恵庭カントリー倶楽部
登別カントリー倶楽部
登別カントリー倶楽部 Facebook

もう一度検索