愛と修羅

シングル「愛と修羅」解説

角松敏生27作目のシングル「愛と修羅」は、2000年7月5日にリリースされました。このシングルは、アルバム『存在の証明』からの先行シングルとして発表され、多様なバリエーションで角松敏生の音楽世界を表現しています。

収録内容

シングルには計4曲が収録されています。メイントラックである「愛と修羅」に加え、アルバム『ALL IS VANITY』に収録されている「UP TOWN GIRL」のライブバージョンが収録されています。このライブバージョンは、2000年1月24日に東京国際フォーラムで行われたライブを収録したもので、後にスタジオで追加レコーディングが行われています。

さらに、「愛と修羅」のインストゥルメンタルバージョンとアコースティックバージョンも収録されています。「愛と修羅 (acoustic version)」は、ベースやキーボードといった電子楽器の音を排し、よりシンプルな構成で楽曲の魅力を際立たせています。

初回盤には、WOWOWで放送されたシークレットライブ「角松敏生“Flow”in TOKYO TOWER」への応募券が封入されており、コレクターアイテムとしても価値の高い仕様となっています。

楽曲詳細

愛と修羅
作詞・作曲・編曲：角松敏生
シングルバージョンとアルバムバージョンが存在し、アルバムバージョンにはコーラスとスティーブ・ガッドのドラムが追加されています。
UP TOWN GIRL in 有楽町
作詞・作曲・編曲：角松敏生
2000年1月24日東京国際フォーラムでのライブ音源に、スタジオでの追加レコーディングが施されています。
愛と修羅 (instrumental)
作詞・作曲・編曲：角松敏生
楽器演奏のみのバージョンです。
愛と修羅 (acoustic version)
作詞・作曲・編曲：角松敏生
電子楽器を排したアコースティックアレンジとなっています。

スタッフクレジット

このシングルには、多くのミュージシャンやスタッフが関わっています。角松敏生自身はボーカル、ギター、キーボード、プログラミングなど多岐に渡って参加しています。レコーディングは東京とロサンゼルスのスタジオで行われ、多くのエンジニアやアシスタントが制作に携わっています。ミキシング、マスタリングにも、それぞれベテランのエンジニアが参加しています。

愛と修羅のレコーディングには、青木智仁、小林信吾、友成好弘、Milton Cardona、浅野裕之、田中道昭、山田浩史といったミュージシャンが参加し、ミックスは河澄伸一、レコーディングは河澄伸一が行い、多くのアシスタントがサポートしました。マスタリングは北村修司が行われました。

UP TOWN GIRL in 有楽町には、江口信夫、青木智仁、小林信吾、友成好弘、浅野裕之、本田雅人、田中道昭、高橋かよこ、鈴木和美、山田浩史といったミュージシャンが参加し、ミックスは内沼英二、レコーディングは内沼英二と河澄伸一が行い、多くのアシスタントがサポートしました。マスタリングは北村修司が行われました。

さらに、プロデューサー、ディレクター、アーティストマネジメント、A&R、スタジオマネジメント、機材管理、制作デスク、プロモーションスタッフ、セールスプロモーター、スーパーバイザー、デザイン、イラストレーション、写真、ジャケットコーディネーション、LAレコーディングコーディネーションなど、多くのスタッフが制作に携わっています。

まとめ

「愛と修羅」は、角松敏生の高い音楽性を示す作品であり、アルバム『存在の証明』の世界観を凝縮したシングルと言えるでしょう。様々なバージョンが収録されており、聞き応えのある一枚となっています。初回盤の応募券も魅力的で、角松敏生ファンにとって貴重なアイテムとなることでしょう。

もう一度検索