愛海 (プロレスラー)

愛海（まなみ）

愛海は、2004年8月10日生まれの日本の女子プロレスラーです。宮城県仙台市を拠点に活動するプロレス団体、センダイガールズプロレスリングに2017年から所属しています。

来歴

プロレスの世界に足を踏み入れるきっかけは、地元大阪で観戦した大阪プロレスの試合でした。プロレスラーを志すようになった愛海は、小学4年生の時に大阪から宮城県へ転居すると、すぐにレスリング道場「レッドブルクラブ」の門を叩き、基礎を学び始めました。同時に、地元のプロレス団体であるセンダイガールズプロレスリングにも入門し、プロレスラーとしてのトレーニングを積むことになります。

その才能と熱意が認められ、まだ12歳だった2017年4月6日、後楽園ホール大会にてプレデビュー戦に臨みました。対戦相手はルアカで、試合は引き分けに終わりましたが、12歳8ヶ月という若さでのプロレスデビューは異例であり、新聞などのメディアでも大きく取り上げられ、関係者の間で大きな注目を集めました。続いて4月9日には、宮城野区文化センター大会で白姫美叶との試合を行い、これも引き分けという結果になりました。

団体側は当初、愛海を中学校卒業後に本格的にデビューさせる方針でしたが、練習での努力や才能が認められ、デビュー時期が前倒しされることになりました。そして、2017年7月15日、新潟市体育館大会でプロレス界のレジェンドであるジャガー横田選手を相手に、正式なデビュー戦を飾ることになります。地元である宮城での初試合は、7月21日の宮城野区文化センター大会でのアーサ米夏戦でした。

キャリアを重ねる中で、愛海は着実に実力をつけていきます。2019年6月8日に新潟市体育館で行われた試合では、Marvelousの神童ミコト選手が保持していたセンダイガールズワールドジュニアチャンピオンシップに挑戦。この試合に勝利し、第5代王者となった愛海は、自身にとってキャリア初のタイトル獲得を果たしました。

2020年3月8日の新宿FACE大会では、シングルマッチでアジャコング選手と対戦。結果は大敗を喫したものの、中学校を卒業しプロレスの道を選んだ自身の決意を示す一戦となりました。また、2021年9月20日には宮城野区文化センターにて、岩田美香選手とのタッグで、Marvelousの桃野美桜選手と門倉凛選手が保持していたセンダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップに挑戦。この試合に勝利し、第12代王者組として他団体へ流出していたベルトを取り戻すことに成功しました。

その後も様々な大会に出場しており、2022年4月15日に開催された『後楽園ホール60周年還暦祭』では6人タッグマッチに出場。さらに2024年には、スターダムが開催する真夏の祭典『STARDOM 5★STAR GP』への出場が決定するなど、団体の枠を超えた活躍も見せています。

人物・スタイル

愛海がプロレスの世界に惹きつけられたのは、大阪プロレスを観戦したことがきっかけだったと語っています。目標とするレスラーとしては、個性的なファイトスタイルで知られるバラモン兄弟の名前を挙げています。

得意技としては、跳躍力を活かしたドロップキック、相手の首と腕を同時に固める複合関節技である羽根折り首固め、そして空中で体を回転させて放つフライング・クロス・チョップなどが挙げられます。

タイトル歴

第5代 センダイガールズワールドジュニアチャンピオン
第12代、第18代 センダイガールズワールドタッグチームチャンピオンシップ
第12代パートナー: 岩田美香
第18代パートナー: 水波綾

入場曲

現在使用している入場曲は「Twilight Zone」（2unlimited）ですが、過去には「情熱のうた」（カラーボトル）や「CAN'T UNDO THIS！」も使用していました。（※生配信サイトによっては著作権の関係で無音となる場合があります）

外部リンク

選手プロフィール - センダイガールズプロレスリング
愛海 (@0810manasenjo4) - X（旧Twitter）
愛海 (@manami.senjo) - Instagram
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* 愛海 (@manami810senjo) - X（旧Twitter）

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