愛知県道21号豊川新城線

愛知県道21号豊川新城線は、豊川市桜町を起点とし、新城市出沢に至る全長約26.7kmの主要地方道です。通称として「豊川新城線」とも呼ばれています。

概要

この路線は、岡崎方面と新城方面を、県道5号や県道31号などと組み合わせて三河山地寄りのルートを短絡する役割を担っています。国道151号のバイパスとしての機能も持ち、新東名高速道路と並行しているのが特徴です。

歴史

1994年4月1日に認定され、豊川市市田町から東上町間は愛知県道500号東上豊川線（旧東上白鳥線）から、豊川市東上町から終点は愛知県道390号出沢東上線からそれぞれ変更・改称され、主要地方道に格上げされました。

1996年3月には、国道257号の寒狭峡大橋を含む新道への切り替えに伴い、同国道の旧道を格下げし、終点を新城市出沢字銭亀から同字前畑に変更。これにより、距離が約250m延伸されました。

2015年4月30日には、未開通区間だった新城市川田本宮道交差点と同市稲木の間が開通し、全線が開通しました。

地理

この道路が通過する自治体は、愛知県の豊川市と新城市です。

主な交差・接続する道路は以下の通りです。

国道1号（桜町交差点）
愛知県道5号国府馬場線（姫街道）（諏訪橋西交差点）
愛知県道31号東三河環状線
愛知県道334号千万町豊川線（千両街道）（千両町交差点）
国道151号（支線：川田山田平交差点）
国道301号（挙母街道）（新城市豊栄 - 新城市杉山字行時）
愛知県道438号布里新城線（大宮市木交差点 - 牛倉字宮川で重複）
国道257号・国道420号（新城市出沢字前畑：寒狭峡大橋南交差点）

周辺施設

沿線には、以下の施設があります。

豊川市立桜町小学校
豊川市文化会館
豊川市立代田中学校
東名高速道路赤塚パーキングエリア
赤塚山公園
豊川市立千両小学校
陸上自衛隊千両演習場
ふれあい交流館（本宮の湯）
本宮山
新城総合公園
* 国道257号 寒狭峡大橋

愛知県道21号豊川新城線は、地域の生活を支えるとともに、観光客にとっても重要な役割を果たしています。

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