山川豊の
シングル「拳」は、
2020年6月24日にリリースされました。この楽曲は、実は10年前に新曲として用意されていたものだったという経緯があります。当時50代だった
山川豊は、この楽曲を「50代で表現できる歌ではない」と感じ、一度は見送っていました。しかし、
2018年に
還暦を迎えたことをきっかけに、改めてこの楽曲を歌う決心をしたのです。
作詞は、数々のヒット曲を手掛けてきた
松井由利夫氏が担当しています。作曲は、同じく多くの名曲を生み出してきた
水森英夫氏が手掛けています。このコンビは、
氷川きよしの「
箱根八里の半次郎」や「きよしの
ズンドコ節」など、数々のヒット曲を世に送り出してきました。まさにヒットメーカー同士のタッグによって生まれた楽曲と言えるでしょう。
カップリング曲として収録されているのは、「雨物語〜2020バージョン〜」です。この楽曲は、
2003年に発売されたアルバム『
山川豊2003全曲集』に収録されていた「雨物語」を、新たにアレンジしたニューバージョンとなっています。長年ファンに愛されてきた楽曲が、装いを新たに再びリリースされることとなりました。
収録曲は以下の通りです。
1. 拳 (4分58秒)
作詞:松井由利夫/作曲:水森英夫/編曲:石倉重信
2. 雨物語〜2020バージョン〜 (3分42秒)
作詞:
岡田冨美子/作曲:恩田涼平/編曲:
矢野立美
3. 拳(オリジナル・カラオケ)
4. 雨物語〜2020バージョン〜(オリジナル・カラオケ)
「拳」は、
歌ネットでも歌詞が公開されています。
拳 - 歌ネット
還暦を迎えた
山川豊が、自身の人生経験を重ねて歌い上げる「拳」。10年の時を経て、ようやくリリースされたこの楽曲は、
山川豊の新たな代表作として、多くの人々の心に響くことでしょう。また、カップリングの「雨物語〜2020バージョン〜」も、往年のファンにとっては懐かしく、新しいファンにとっては新鮮に感じられる、聴きごたえのある一曲です。