持田駅

持田駅について

持田駅（もちだえき）は、埼玉県行田市城西四丁目に位置しており、秩父鉄道秩父本線の駅です。駅番号はCR07です。ここでは、持田駅の歴史、構造、利用状況、周辺環境について詳しく紹介します。

歴史

持田駅は1925年11月15日に開業しました。開業以来、地域の交通の要所として多くの利用者に親しまれてきました。1993年には駅舎の改装が行われ、その後の2022年3月12日にはICカード「PASMO」の利用が可能になりました。この時に無人化が実施され、これまでの駅員がいる管理駅から無人駅へと移行しました。

駅構造

持田駅は島式ホーム1面2線の地上駅であり、特徴的な木造の駅舎を持っています。簡易PASMO改札機やPASMOチャージ機も設置されており、利用者に利便性を提供しています。駅は無人化されているため、出入口は南口のみ1ヵ所となっており、列車の発着時にはホーム上で待機する必要があります。また、持田駅を含め、新郷駅、武州荒木駅、秩父駅などの一部の駅では右側通行を行っているのも特徴です。この通行形式は、かつてタブレット授受を行っていた名残であり、ちょうど運転台がホームに面していたため、タブレットの交換がしやすかったことからきています。

また、駅には改札内にトイレがあり、オストメイト対応の多機能トイレも完備されていますので、安心して利用することができます。

利用状況

2019年度のデータによると、持田駅の利用者数は秩父本線の37駅中16位に位置しています。年度ごとの平均の1日乗車人員も記録されており、駅の状況を把握するための参考資料となります。

駅周辺

持田駅の周辺には埼玉県道128号熊谷羽生線（旧国道125号）や国道17号熊谷バイパスが通っています。また、持田インターチェンジも近くに位置しています。

公共交通機関として、駅前にはバスが乗り入れていないため、駅から徒歩約100メートルほどの位置にある「持田駅入口」停留所から出発する必要があります。この停留所からは行田市内循環バスの西循環が運行されています。

隣接駅

持田駅は秩父鉄道秩父本線の一部で、隣接する駅は行田市駅 (CR06) とソシオ流通センター駅 (CR08) です。急行「秩父路」は土休日のみ運行されており、通常は各駅停車が停車します。

持田駅はその立地やサービスが多様で、地域にとって重要な交通の拠点として機能しています。訪問の際には、駅の歴史や周辺情報を考慮に入れることで、より充実した時間を過ごせることでしょう。

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