掘井健智

掘井 健智（ほりい けんじ）について

掘井健智は1967年1月10日生まれの日本の政治家であり、日本維新の会に所属しています。彼は、加古川市議会議員としての活動を経て、兵庫県議会議員としても2期務めた経験を有し、現在は衆議院議員として活動しています。

来歴

加古川市に生まれ育った掘井は、育英高等学校を卒業し、大阪産業大学の経営学部で学びました。卒業後は岡三証券に勤務し、その後はインテリア関連企業「ホリイ木工」を経営しました。2010年、彼は民主党の公認を受けて加古川市議会議員選挙に立候補し、見事に初当選を果たしました。

その後、2014年の市議選では地域政党「みらいの風」の主宰として出馬しましたが、次点で落選しました。2015年の兵庫県議会議員選挙では維新の党公認で立候補し、当選、2019年には再選を果たしています。

2021年には第49回衆議院議員総選挙に兵庫10区から日本維新の会の公認候補として出馬しましたが、小選挙区で自由民主党の候補に敗れました。それでも、比例近畿ブロックで復活当選し、議員としての地位を確立しました。翌年の2022年12月、兵庫維新の会の代表選挙に立候補しましたが、選挙結果は片山大介氏に敗れる結果となりました。

政策・主張

掘井の政策については、さまざまな問題に対する彼の立場が明らかになっています。特に憲法問題に関しては、2021年のアンケートで憲法改正に「賛成」とし、憲法9条に自衛隊を明記することや集団的自衛権の保持を提唱しています。また、教育の充実や地方公共団体の権限強化、憲法裁判所の設置を改正の必要性として挙げています。

ジェンダーに関する問題では、選択的夫婦別姓制度の導入に対し「どちらかといえば賛成」と回答し、同性婚の法改正には「どちらかといえば反対」としています。しかし、LGBTなどの性的少数者に関する理解増進法案の成立には賛成の意向を示しています。クオータ制の導入に対しては「どちらかといえば反対」との立場を取っています。

その他の政策についても、TPPへの参加については以前は反対でしたが、のちに維新の党に入党し賛成の立場に転じました。また、原子力発電に関しては依存率を下げるべきとし、他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではないと意見を述べています。

所属団体・議員連盟

掘井は「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属しており、議員活動においてもその立場を貫いています。彼の政治活動は、地域発展や国の安全保障、社会問題など多岐にわたる意見を反映しています。

掘井健智は、地域に密着した政治活動を通じて、個人の信念を基に日本の未来に対する考えを表現し続けている政治家です。

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