斉藤レイ (プロレスラー)

斉藤 レイのプロフィールと経歴

斉藤 レイ（さいとう れい、1986年12月19日生まれ）は、日本出身のプロレスラーであり、以前は大相撲の力士として活動していた人物です。彼の最高位は西三段目16枚目で、宮城県角田市に息づく伝統に育まれました。血液型はO型で、全日本プロレスに所属しています。また、SAITO BROTHERSの一員として、双子の兄である斉藤ジュンと共にプロレス界で名を馳せています。

経歴

レイは角田市で育ち、高校及び大学時代をアメリカで過ごしました。その後、出羽海部屋にて大相撲の道に入ります。四股名は「藤の花礼」。2009年の9月場所で初土俵を踏み、以降8年間の現役生活を経て2017年9月25日に引退を果たしました。兄のジュンよりも番付は下でしたが、現役を4か月長く続けた実績があります。

プロレスへの転身

2019年12月、レイは全日本プロレスの公開入門テストに合格し、プロレスラーとしての新しいキャリアをスタートしました。練習生生活を経て2020年6月9日、後楽園ホールでプロレスデビューを果たします。デビューから間もなく、兄ジュンとのシングルマッチで対戦し、敗北を喫しましたが、これが彼のプロレスキャリアの始まりとなりました。

2021年11月には、兄と共に無期限の海外武者修行を発表し、以降さまざまな国での戦いを通じて経験を積んでいきました。2022年にはメジャー・リーグ・レスリングのダラス大会に出場し、大きな成果を収めました。

2023年には、兄ジュンとのタッグでG-INFINITY王座を獲得し、さらには世界タッグ王座にも輝くなど、自身の成長とともに多くの栄冠を手にしました。プロレス大賞新人賞も斉藤ブラザーズとして受賞し、さらなる飛躍を見せました。

スタイルと技

斉藤レイのプロレススタイルは、身体能力を活かした多彩な技が特徴です。彼のフィニッシュ・ホールドは「ダイビングボディプレス」や「チョークスラム」、「アイスバイン」などがあります。打撃技としてはエルボーやクローズライン、飛び技としてはボディ・スプラッシュを得意とします。また、兄と共に操る合体技も多彩で、観客を魅了しています。

個性と趣味

レイはアメリカ人と日本人のハーフで、憧れのレスラーは諏訪魔や石川修司だと語っています。興味深いエピソードとして、彼の嗜好が兄のジュンとは異なり、特にスイーツに関してはあまり好みではない一面があります。ビールが好きで、特にサッポロビールを愛飲しており、その星マークがコスチュームに反映されています。甲殻類アレルギーがある一方で、ちゃんこ鍋作りに長けており、兄と共にその腕を振るっています。

2023年には、角田市のPR大使に任命され、地域貢献にも携わっています。これからの彼の活躍がますます期待されることでしょう。

最後に

斉藤レイのプロレス界での成長と栄光は、今後も見逃せません。兄との絆、そして自らの技巧を磨き続け、さらなるタイトル獲得や試合での活躍に期待しましょう。

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