斉藤裕子

斉藤裕子

斉藤裕子（さいとう ゆうこ、1967年9月13日 - ）は、栃木県那須塩原市出身の日本の女子プロゴルファー。

経歴

14歳からゴルフを始める。矢板中央高出身。

1990年にプロテスト合格、日本女子プロゴルフ協会に入会。プロ入り後しばらくは苦戦が続き、1993年までは賞金ランキング100位以下であった。

1994年は紀文レディースクラシックで7位タイ、カトキチクイーンズゴルフトーナメントで4位タイなどトップ10入りを複数回記録し、賞金ランク49位で初のシード権を獲得。

1995年は再春館レディースで3位タイ、ヤクルトレディースゴルフトーナメントで3位。賞金ランク39位で2年連続シード権を獲得。

1996年はミズノレディース、五洋建設レディースで共に2位タイ。賞金ランク30位で3年連続シード権を手にする。

1997年から2003年まではシード権を獲得できず、不遇の時代を過ごす。

2004年、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでは、初日2オーバー44位タイと出遅れたものの、2日目に2番ホールでホールインワンを達成するなど自己ベストスコア65をマークし、2位タイまで急浮上。最終日も67と好調を維持し、通算10アンダーで2位に3打差をつけ、プロ15年目にして悲願のツアー初優勝を飾った。また、スタンレーレディスゴルフトーナメントでも3位タイに入るなど好調を維持し、賞金ランク21位で8年ぶりのシード権を獲得。

2005年、ヨネックスレディスゴルフトーナメントでは首位と1打差まで詰め寄るも2位タイ。賞金ランク30位で2年連続のシード権を獲得。

2006年は何度も１桁順位を記録するも優勝には届かず。賞金ランク25位で3年連続のシード権を維持。

2007年はアクサレディスゴルフトーナメントで首位と2打差の3位タイ。賞金ランク43位で4年連続のシード権を確保。

2008年はスタジオアリス女子オープンで首位と3打差の3位タイ。賞金ランク34位で5年連続のシード権を獲得。

2009年はシード権保持者では最年長の41歳でシーズンを迎えた。クリスタルガイザーレディスゴルフトーナメントでは首位タイで最終日を迎えたが75と失速し3位タイ。しかし、2週間後のヴァーナルレディースでは最終日を単独首位でスタートし、一時は横峯さくらに並ばれるなど苦しい展開となるも、通算5アンダー、2位に3打差で5年ぶりの優勝を飾った。40代での優勝は約4年ぶりの快挙であった。同年には全英女子オープンに出場したが、予選落ち。しかし、同年の賞金ランクは自己最高の16位となり、6年連続シード権を獲得。

以降は、2010年同56位、2011年同93位、2012年同82位、2013年同61位、2014年同78位と2桁順位が続くも、シード権獲得には至らなかった。

2017年、レジェンズツアー (グリーンアカデミーカップ) で初優勝。

2018年に創設された全米シニア女子オープン (シカゴゴルフクラブ)では、予選会を突破して本選に出場し、通算2オーバーで日本勢最高の5位と健闘。同年のLPGAアワード特別賞を受賞。

人物

身長163cm、血液型O型。

JLPGAツアーでホールインワンを3度記録している。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが好きで、特にスヌーピーに会うのを楽しみにしている。

成績

JLPGAツアー優勝 (2)

表彰

LPGAアワード

* 特別賞 (2018年)

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