新大工町停留場

新大工町停留場

新大工町停留場（しんだいくまちていりゅうじょう）は、長崎県長崎市新大工町に位置する長崎電気軌道蛍茶屋支線の停留場です。駅番号は40で、2号系統、3号系統、4号系統、5号系統が停車します。

歴史

新大工町停留場は1934年（昭和9年）12月に開業しました。これは、馬町から蛍茶屋間の路線が開通した日と同じです。

1934年（昭和9年）12月20日：開業。
1962年（昭和37年）7月8日：蛍茶屋車庫から逸走した360形電車が、当停留場に停車中の365号に追突する事故が発生。12人が死傷し、363号・365号は共に大破しましたが、修理され復活しました。
1969年（昭和44年）12月3日：歩道橋が設置されました。
2019年（平成31年）2月23日：横断歩道が設置されました。

構造

新大工町停留場は、道路上にホームが設けられた併用軌道区間にあります。2本の線路を挟んで相対式ホームが2面配置されており、北側が蛍茶屋方面行き、南側が西浜町・長崎駅前方面行きです。以前はホームに横断歩道橋が接続していましたが、バリアフリー化のため2019年2月に横断歩道と信号機が設置され、平面での移動が可能になりました。

歩道橋は、かつて停留場脇にあった長崎玉屋（百貨店）の2階と、立体駐車場に接続していました。玉屋ビルの解体に合わせて歩道橋は撤去されましたが、再開発完了後にエレベーター付きの歩道橋として再設置される予定です。

蛍茶屋方面には渡り線が設置されていますが、使用頻度は高くありません。

利用状況

長崎電気軌道の調査によると、1日の乗降客数は以下の通りです。

1998年 - 5,970人
2015年 - 3,700人

周辺情報

新大工町停留場の周辺には商店街が広がっており、また諏訪神社の門前町としての特徴もあります。

長崎大学片淵キャンパス（経済学部）：裏門へのアクセスに便利です。正門へは隣の諏訪神社停留場が便利です。
龍馬のぶーつ像、亀山社中記念館：いずれも徒歩約15分です。

隣の停留場

長崎電気軌道
蛍茶屋支線

諏訪神社停留場 (39) - 新大工町停留場 (40) - 新中川町停留場 (41)

1944年までは、新中川町停留場との間に桜馬場町停留場が存在していました。

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