新宿パークタワー

新宿パークタワー：新宿新都心のランドマーク

新宿パークタワーは、東京都新宿区西新宿に位置する、ひときわ目を引く超高層ビルです。その特徴的な外観は、3つの棟（N棟、S棟、C棟）が複合し、それぞれの屋上に逆三角形の屋根が設置された、ユニークなデザインとなっています。このデザインは、見た目の美しさだけでなく、ビルの外壁の凹凸によってビル街の風を緩和する効果も考慮されています。設計は、東京都庁舎も手掛けた著名な建築家、丹下健三氏によるもので、都庁舎との類似性から「第三都庁舎」と揶揄されることもあります。

歴史

新宿パークタワーの敷地は、かつて東京ガスの拠点として使用されていました。1991年の東京都庁舎の新宿移転に伴い、地域冷暖房の能力増強が必要となったこと、また、敷地内にあったガスホルダーの撤去が可能となったことから、大規模な再開発が計画されました。まず、新宿地冷センタービルが整備され、1994年7月9日に新宿パークタワーが全館オープンしました。総工費は約1500億円にのぼります。

構成

ビルは、地下5階から地上52階まであり、様々な施設が入居しています。

低層部: 住宅・内装関連のショールームが集まる「リビングデザインセンターOZONE」や、コンランショップ新宿本店があります。1階にはホテルのデリカテッセン、地下1階にはレストラン＆ショップ街「パークタワー・アヴェニュー」があり、ビジネスマンだけでなく一般の来訪者にも人気です。また、1階のアトリウムでは、様々なイベントが開催されています。
中層部: 主にオフィスフロアとなっており、東京エレクトロンデバイス、日本ロレアル、日本ミシュランタイヤなど、様々な企業が入居しています。
高層部: 最上部には、高級ホテル「パークハイアット東京」があり、宿泊者だけでなく、レストランやバーを利用する人々も多く訪れます。

アクセス

新宿パークタワーへのアクセスは、以下の通りです。

電車:
JR各線・小田急線「新宿駅」南口から徒歩約12分
京王新線・都営新宿線「新宿駅」から徒歩約10分
都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩約8分
京王新線「初台駅」から徒歩約8分
小田急線「参宮橋駅」から徒歩約10分

新宿駅からは、地下道「ワンデーストリート」を通ってワシントンホテル出口から地上に出るルートが便利です。
バス:
新宿駅西口から新宿WEバスで「パークハイアット東京前」または「西参道」下車
渋谷駅西口から京王電鉄バスで「西参道」下車
中野駅南口から京王電鉄バスで「十二社池の上」下車
シャトルバス:
新宿駅西口「エルタワー」前から、OZONEの無料送迎シャトルバスが運行しています。
パークハイアット東京利用者向けの専用シャトルバスも運行しています。

その他

敷地内には、警視庁新宿警察署西新宿三丁目交番や銀世界稲荷神社もあります。また、映画『ゴジラ2000 ミレニアム』や『ロスト・イン・トランスレーション』など、様々な作品に登場しています。

関連情報

東京ガス不動産が運営
東京都の超[[高層建築物]]の一つ

新宿パークタワーは、その独特なデザインと多様な機能により、新宿新都心のランドマークとして、多くの人々に利用されています。

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