新日本大阪ジム

新日本大阪ボクシングジムの概要

新日本大阪ボクシングジムは、大阪府河内長野市に所在するプロボクシングジムで、日本プロボクシング協会（JBC）に加盟しています。このジムは、従来大阪市の西成区に設立されたジムを前身としており、2020年に河内長野市へ移転しました。ジムの会長は、前会長鈴木太一の息子、鈴木勇治がその職に就いています。

歴史

鈴木太一は関西ボクシング界で名高いレフェリーであり、数々のボクサーを育成してきました。彼はオール拳ボクシングジムに在籍した経験があり、そこでアマチュアとして有名な赤井英和とともに激しい練習を重ねていました。また、亀田三兄弟の父である亀田史郎も、若き日のプロボクサーを目指してこのジムで練習を行っていた時期がありました。その後、鈴木太一は新和ジムを継承し、新進ボクシングジムを設立し、のちに新日本木村ボクシングジムから分かれた形で新日本大阪ボクシングジムが設立されました。

近年では、2006年、2007年、2010年度の西日本新人王大会において、同ジムから選手がタイトルを獲得するなど、高いレベルでの育成を行っています。

所在地とアクセス

新日本大阪ボクシングジムは、大阪府河内長野市原町6丁目に位置し、レジャーセンターTENの5階にあります。河内長野駅からは徒歩約5分とアクセスも良好です。

旧ジムのアクセス

以前のジムは今船停留場から徒歩約4分、花園町駅からは約5分の距離にあり、周辺には多くの交通機関が利用できました。

在籍選手

新日本大阪ボクシングジムでは、現在多くの選手が活動しています。A級選手として名越光紀が2007年度のバンタム級西日本新人王に輝いています。また、C級選手には藤木孝史と東田恵介が在籍し、日々のトレーニングに励んでいます。

歴代王者

ジムからは多くの王者が誕生してきました。特に有名な選手として、日本フライ級王者に輝いたスズキ・カバトが挙げられます。また、過去にはパンサー福地や原田達、森下勝巳、羽草勉、高階晃などの著名なボクサーが当ジムから名を馳せています。

このように、新日本大阪ボクシングジムは大阪府において長い歴史と実績を誇る重要なボクシングの施設です。今後も引き続き多くの選手が集まり、さらなる成果を上げていくことが期待されています。

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