新沙駅 (ソウル特別市)

新沙駅の概要

新沙駅（シンサえき）は、韓国の首都ソウル特別市江南区新沙洞に所在する交通の要所です。この駅はソウル交通公社の3号線と、新ソウル鉄道の新盆唐線が交差する地点に位置し、訪れる人々にとって非常に便利な交通手段を提供しています。3号線の駅番号は337、新盆唐線の駅番号はD04です。

鉄道路線の概要

利用可能な鉄道路線

• - ソウル交通公社 3号線

駅番号: 337

• - 新盆唐線

駅番号: D04

歴史的背景

新沙駅は1985年10月18日に、当時のソウル特別市地下鉄公社3号線の駅として開業されました。以後、2005年にはソウルメトロへと改称、さらに2017年にはソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合され、ソウル交通公社の駅となりました。2022年5月28日には新盆唐線の駅が追加で開業し、新沙駅の利便性が一層向上しました。

駅の構造

新沙駅は地下に位置する駅で、ソウル交通公社の部分は地下2階にホームがあり、相対式ホームが2面2線設置されています。安全性を考慮し、フルスクリーンタイプのホームドアシステムが導入されています。また、改札階は地下1階にあり、改札口が東側（狎鴎亭寄り）と西側（蚕院寄り）の2ヶ所に設けられています。なお、西側の改札口はホームごとに設置されているため、改札内でのホーム間の移動は不可となっており、東側の改札にはホームへ向かうエレベーターがあるため、移動がスムーズです。トイレは改札外に位置します。

出入口

新沙駅には1番から8番までの8つの出入口があり、利用者のニーズに応えています。乗り場番号は公式には設定されていません。

新盆唐線

新盆唐線のホームは地下4階に位置し、こちらも相対式ホームが2面2線設けられており、同様にフルスクリーンタイプのホームドアシステムが設置されています。

利用状況

近年の新沙駅は、一日平均利用者数も安定して伸びており、その利便性から多くの人々に利用されています。

駅周辺の施設

新沙駅の周辺には多くの便利な施設や観光地があります。江南大路を中心に多くの商業施設が立ち並び、国民年金公団江南支社や新沙洞住民センター、狎鴎亭地溝帯などが近くにあります。また、永東市場や鶴洞公園といった地域の文化を感じられるスポットも多く、訪れる人々にとって生活の利便性と出会いの場を提供しています。さらに、ロッテシネマや新韓銀行の金融センターも近く、ビジネスとレジャーの両面で活用できるエリアとなっています。

隣接駅

新沙駅に隣接する駅には、ソウル交通公社の3号線でその先の狎鴎亭駅（336）及び蚕院駅（338）があり、新盆唐線の隣駅には論峴駅（D5）があります。地元の人々や観光客にとっての移動手段が広がっており、非常に便利です。

新沙駅は、単なる交通地点にとどまらず、周辺地域とのつながりを重視した重要なポイントであり、多くの人々に利用されています。

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