新潟市民病院

新潟市民病院

新潟市民病院は、新潟県新潟市中央区に位置する、新潟市が運営する公営の総合病院です。地域の中核病院として、高度な医療を提供しています。

概要

院長: 大谷 哲也
病床数: 672床
一般: 550床
救命救急・循環器病・脳卒中センター: 50床
総合周産期母子医療センター: 57床
こども病棟: 40床
感染症: 8床
精神科: 12床

沿革

1973年10月20日: 総合病院として認可
1973年10月25日: 新潟市紫竹山（現中央区紫竹山二丁目）に開院
1983年6月: 救急病院の告示を受ける
1987年4月: 救命救急センター・新生児医療センター（南棟）を新設
2007年11月1日: 現在地（新潟市中央区鐘木）に移転
2009年4月1日: 旧市民病院南棟跡に「新潟市総合保健医療センター」を開設。1階は夜間休日専用の「新潟市急患診療センター」として運用
2016年4月1日: 旧市民病院本棟跡地に健康医学予防協会「新潟健診プラザ」が開業

診療科目

（詳細な診療科目は病院の公式サイト等でご確認ください）

併設施設

救命救急・循環器病・脳卒中センター
周産期母子医療センター
日帰りドック
健康管理室
スワンプラザ（患者総合支援センター）
救急ステーション

医療機関の指定・認定

がんゲノム医療連携病院
赤ちゃんにやさしい病院（BFH）
公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院
NPO法人卒後臨床研修評価機構（JCEP）認定病院
各種法令による指定・認定病院、各学会の認定施設

アクセス

所在地: 〒950-1197 新潟県新潟市中央区鐘木463番地7
バス:
新潟駅南口から新潟交通バスで「新潟市民病院」下車
新潟駅万代口から新潟交通BRTで「市役所前」乗り換え、市民病院線で終点「新潟市民病院」下車
亀田駅から新潟市江南区区バスで「新潟市民病院」下車
県内高速バスの一部便が市民病院を経由
車:
新潟中央インターチェンジから約1分
女池インターチェンジから約5分

病院敷地内および周辺に駐車場があります。

研修医の過労死と残業代未払い問題

2016年1月、新潟市民病院に勤務していた研修医の女性が自殺しました。その後の調査で、月平均187時間、最長で251時間という長時間残業が明らかになり、2017年6月に労災認定されました。さらに、未払い残業代が総額1億800万円に上ることも判明しました。

2018年8月、遺族が新潟市を相手に損害賠償を求める訴訟を起こし、2022年3月には新潟地裁が市の責任を認め、約1億626万円の支払いを命じる判決を下しました。この判決は確定しています。

この事件は、医療現場における医師の過重労働という深刻な問題に改めて光を当てるものとなりました。

関連項目

感染列島: 2009年公開の映画。旧市民病院の建物がロケーションに使用されました。

外部リンク

* 新潟市民病院

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