亀田駅

亀田駅（新潟県新潟市江南区）

亀田駅は、新潟県新潟市江南区東船場一丁目に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。駅周辺は住宅地として発展し、駅の利用者の利便性向上のため、駅舎の改築や東西自由通路の設置などが行われてきました。

歴史

1897年（明治30年）11月20日：北越鉄道の駅として開業。
1907年（明治40年）8月1日：北越鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となる。
1951年（昭和26年）4月5日：信越本線の貨物支線が開通。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
1999年（平成11年）10月：東口駅舎の使用を開始。
2005年（平成17年）10月1日：橋上駅舎の使用を開始。
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2017年（平成29年）4月1日：業務委託化に伴い亀田駅長を廃止し、新潟駅長管理下となる。

駅舎の変遷

整備に至る経緯

1928年（昭和3年）に完成した旧西口駅舎は、老朽化が進み手狭になっていました。駅東側での宅地化、新潟県立新潟向陽高等学校の開校、亀田公園の竣工、福祉施設の建設計画、新潟明訓高等学校の移転計画など、駅周辺の開発が進みました。また、駅近くの踏切での事故が多発していたため、東西の往来の不便さが問題視されていました。

東口新設

1999年（平成11年）6月、駅舎改築の前提として東口駅舎が暫定的に供用開始されました。跨線橋を東側に延伸し、駅舎が設けられました。しかし、自由通路は新設されず、バリアフリー対策も不十分でした。

橋上化および周辺整備

その後、JR新潟支社と新潟県、亀田町は、駅舎の建替えとバリアフリー化を目指し、2004年（平成16年）4月より駅舎と県道の改修に着工しました。2005年（平成17年）に亀田町が新潟市へ編入されたため、整備事業は市が継承しました。2005年10月1日に現在の橋上駅舎が供用開始されました。また、西口駅前には「亀田駅前地域交流センター」が開設され、駅舎とペデストリアンデッキで接続されました。

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。新潟駅が管理する業務委託駅です。自動改札機、みどりの窓口、自動券売機、指定席券売機、コンビニエンスストアなどが設置されています。バリアフリー対策として、エレベーターやエスカレーター、多目的トイレも完備されています。

駅周辺

西口

新潟県道16号新潟亀田内野線（亀田大通り）沿いには、ロードサイド店舗が立ち並んでいます。新潟県道5号新潟新津線沿いには、古くからの商店街が形成されています。

東口

新潟県立新潟向陽高等学校、新潟明訓中学校・高等学校、新潟県立高等養護学校などの教育機関や、亀田公園、福祉施設などが集中しています。

バス路線

駅東西双方のロータリーから、区バス・住民バスが発着しています。また、新潟交通グループのバス停も西口ロータリー内に設置されています。区バスではイオンモール新潟南へのアクセスが可能です。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

信越本線
快速：新津駅 - 亀田駅 - （下りの一部は越後石山駅） - 新潟駅
* 普通：荻川駅 - 亀田駅 - 越後石山駅

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