新潟市消防局

新潟市消防局：地域防災の要

新潟市消防局は、新潟市民の生命、身体、財産を保護するために設置された消防機関です。

沿革

その歴史は、1948年3月7日に自治体消防として新潟市消防本部及び新潟市消防署が発足したことに始まります。以下に主な沿革をまとめます。

1948年：新潟市消防本部及び新潟市消防署が発足
1950年：山の下出張所再開、消防庁舎竣工
1952年：附船出張所開設
1953年：救急業務開始、下所島出張所開設
1954年：東消防署開設、新潟市消防署を西消防署に改称
1955年：松浜出張所開設
1957年：軽金前出張所開設、西堀出張所閉鎖、他門出張所廃止、榎出張所開設
1960年：内野出張所開設、西堀出張所廃止
1969年：文京出張所開設
1976年：東消防署移転、榎出張所廃止
1977年：新潟市消防局に改称、寺尾出張所開設
1978年：駅南出張所、沼垂出張所開設
1979年：石山出張所開設
1980年：小針出張所開設
1981年：空港前出張所開設
1982年：大形出張所開設
1983年：赤塚出張所開設
1984年：曽野木出張所開設
1985年：軽金前出張所を県庁前出張所と改称
1993年：高規格救急車を西消防署に配置、救急救命士による救命処置を開始
1995年：阪神淡路大震災に応援出場
1999年：台湾地震災害に国際消防救助隊を派遣
2001年：黒埼町消防本部を統合し、黒埼出張所を開設
2004年：新潟県中越地震に出場
2005年：新津市、白根市、豊栄市、亀田町等の消防本部を統合し、各消防署を開設
2006年：新潟県西部広域消防事務組合から脱退し、旧岩室村域の常備消防事務を編入
2007年：全市域の119番通報を一括受信するシステム運用開始。政令指定都市移行に伴い特別高度救助隊「SART」発隊。消防署所の大幅な見直しを実施
2008年：岩手・宮城内陸地震に緊急消防援助隊派遣
2010年：北消防署木崎出張所を閉所、北消防署本署が移転
2011年：ニュージーランドカンタベリー地震、東日本大震災に国際消防救助隊、緊急消防援助隊を派遣
2015年：平成27年9月関東・東北豪雨災害に緊急消防援助隊を派遣、中央消防署が新庁舎に移転、江南消防署曽野木出張所を廃止

組織

消防局は、以下の組織で構成されています。

本部：総務課、予防課、設備保安課、警防課、救急課、指令課
消防署：各区に配置

主力機械

2023年4月1日現在、以下の車両、船舶を保有しています。

消防ポンプ車：27
タンク車：19
救助工作車：9
はしご車：10
広報照明車：1
給食車：1
大型高所放水車：1
大型化学車：1
泡原液搬送車：1
化学車：6
指揮車：8
特殊災害対応車：1
拠点機能形成車：1
津波・大規模風水害対策車：1
指令広報車：16
人員輸送車：1
資機材搬送車：6
高規格救急車：33
予防査察車：27
防火指導車：3
広報指導車：1
連絡車：4
消防艇：1
特別高度工作車：1
大型除染システム搭載車：1
* 海水利用型消防水利システム：2

まとめ

新潟市消防局は、新潟市民の安全を守るために、高度な技術と豊富な経験を活かして、日夜活動しています。市民の防災意識の向上と連携を深めながら、安全・安心な街づくりに貢献しています。

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