新潟県道26号新発田豊栄線

新潟県道26号新発田豊栄線

新潟県道26号新発田豊栄線は、新潟県新発田市を起点とし、新潟市北区に至る主要地方道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、新発田市と新潟市豊栄地区の中心部を結んでいます。そのルートのほとんどがJR白新線と並行しており、鉄道との連携も意識されています。特に、新発田ICから佐々木までの区間は、かつての国道7号として利用されていました。佐々木以北は新潟県道3号新潟新発田村上線と重複し、太子堂交差点から南側へとルートを変えます。

新発田市と新潟市北区の境界付近にある新発田街道踏切を過ぎると、白新線の南側を通るようになります。豊栄地区に入ると、道幅が狭くなり、古くからの住宅が密集する区間が続きます。この区間は緩やかなカーブが連続しており、運転には注意が必要です。豊栄地区の中心部を縫うように進み、新井郷川を他門大橋で渡り、新潟県道15号と接続して終点となります。

この道路は、新発田市と豊栄地区を結ぶ歴史的な幹線道路ですが、旧集落を経由するため、カーブが多いのが特徴です。

路線データ

起点：新発田市新栄町二丁目（新発田IC、国道7号・国道460号・新潟県道32号新発田停車場線交点）
終点：新潟市北区川西一丁目（川西一丁目交差点、新潟県道15号新潟長浦水原線交点）

歴史

1965年（昭和40年）3月：豊栄町の都市計画道路「石動線」として豊栄駅付近の区間が開通。
1993年（平成5年）5月11日：建設省（現在の国土交通省）により、県道新発田豊栄線が主要地方道に指定。

路線状況

バイパス
新発田バイパス（新発田IC - 日渡交差点）
（太田交差点 - 法花鳥屋交差点）
通称
新発田街道（日渡交差点 - 法花鳥屋交差点）
葛塚環状線（法花鳥屋交差点 - 白新町交差点）
豊栄駅前通（白新町交差点 - 下町交差点）
本町通（下町交差点 - 下他門交差点）
他門通（下他門交差点 - 他門大橋北詰）

豊栄駅周辺は都市計画道路として整備されており、その名称で呼ばれることもあります。

重複区間

新潟県道3号新潟新発田村上線（新発田市、佐々木交差点 - 太子堂交差点）
新潟県道55号新潟五泉間瀬線（太田交差点 - 下町交差点）

道路施設

他門大橋：新井郷川に架かる橋。1793年（寛政5年）に最初に架けられ、木橋やコンクリート橋を経て、1969年に現在の永久橋に架け替えられました。

地理

この県道が通過する自治体は以下の通りです。

新発田市
新潟市（北区）

交差する道路

新発田市
国道7号 新新バイパス・新発田バイパス、国道460号 新発田南バイパス、新潟県道32号新発田停車場線（新発田インターチェンジ・新発田IC交差点、起点）
新潟県道392号鳥穴日渡線（日渡・新発田中央高校前交差点）
新潟県道391号佐々木停車場線（佐々木駅前交差点）
新潟県道3号新潟新発田村上線（佐々木交差点）
新潟県道3号新潟新発田村上線（太子堂交差点）
新潟市北区
新潟県道46号新潟中央環状線（新潟県道55号新潟五泉間瀬線・新潟県道158号島見豊栄線重用）（太田交差点）
新潟県道55号新潟五泉間瀬線（下町交差点）
新潟県道324号豊栄太夫浜線（他門大橋北詰）
新潟県道15号新潟長浦水原線（川西一丁目交差点、終点）

沿線の施設など

白新線
黒山駅
豊栄駅

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