新舞子駅

新舞子駅について

新舞子駅（しんまいこえき）は、愛知県知多市にある名古屋鉄道の常滑線に属する駅で、駅番号はTA16です。駅名の由来は、この地域の砂浜が兵庫県の舞子付近と似た風景を持つことからきています。ここでは新舞子駅の歴史、駅構造、利用状況、周辺の施設などについて詳しくご紹介します。

駅の歴史

新舞子駅は、1912年に愛知電気鉄道の一部として開業しました。その後、1935年には名岐鉄道に統合され、名古屋鉄道の駅としての歴史が始まりました。時が経つにつれ、1962年には駅舎の改築が行われ、1967年には貨物営業が廃止されました。2005年に特急停車駅に指定されると、2010年には新しい西改札口が開設され、更に2011年にはICカード「manaca」の利用が始まりました。2021年にはホームが延長され、2023年には駅の無人化が実施されました。

駅の構造

新舞子駅は相対式の2面2線を持つ地上駅で、無人駅として運営されています。駅の管理は常滑駅で行われ、駅集中管理システムが導入されています。改札口は各ホームに設置されており、ホーム間の移動は地下道を通じて行うことができます。自動券売機や精算機が設置されており、ICカードのチャージも可能です。また、駅の両側にはそれぞれロータリーがあり、自転車置き場や駐車場も完備されています。

利用状況

駅の利用状況を示すデータによると、2024年度の1日平均乗降人員は5,405人であり、名鉄の他の駅と比較して中規模の利用状況を示しています。特に、特急の停車駅になった後、利便性が向上していますが、利用者数はそれほど多くはありません。それでも近年は利用客が増加傾向にあると言われています。

駅周辺の施設

新舞子駅の周辺にはいくつかの主要な施設があります。新舞子マリンパークは駅から徒歩10〜15分圏内に位置しており、観光名所の一つとなっています。さらに、知多新舞子郵便局や知多信用金庫、ヤマナカのアルテ新舞子店なども近くにあります。また、国道155号線も近くを通っており、交通の便も良好です。

バス路線

新舞子駅にはバス停も設置されており、知多乗合株式会社の「新舞子駅前」バス停からは日長団地や知多市内の各方面へのアクセスが可能です。また、西知多総合病院に向かう患者連絡バスも運行されています。

おわりに

新舞子駅は歴史が深く、地元の交通手段として重要な役割を果たしています。周辺には海や自然が豊富で、観光名所も多く、地域の活性化にも寄与しています。今後も利用者が増え、さらなる発展が期待される場所です。

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