新藤栄作

新藤 栄作のプロフィールと経歴

新藤栄作（しんどう えいさく、1958年11月28日生まれ）は、和歌山県出身の俳優で、かつてはプロキックボクサーとしても活躍していました。彼は現在、エ・ネストという劇団に所属し、主宰者として後進の育成にも力を入れています。身長172cm、体重68kg、股下80cm、血液型はAB型です。初めの段階で芸名を「進藤栄作」として活動していましたが、短期間で本名に戻しました。

学歴と初期の活動

新藤は美山村で生まれ育ち、摂陵高等学校（現・早稲田摂陵高等学校）を経て、奈良大学に進学しましたが中退しました。学生時代には大阪の芦原道場で極真空手を学びましたが、大学を去った後はプロキックボクサーとしての道を選ぶため上京しました。しかし、ボクシングの世界での体験が自身の期待とは異なると感じ、進路を変更し、演技研究所に入所して俳優としての活動を始めました。

女優活動への転身

新藤は東京キッドブラザースに所属し、1984年にNHKの朝の連続テレビ小説『心はいつもラムネ色』で主役に抜擢され、俳優デビューを果たしました。続いて、1985年には初の映画主演作『俺ら東京さ行ぐだ』に出演し、この作品で第9回日本アカデミー新人俳優賞を受賞しました。

1988年には『敦煌』に出演し、その後、俳優仲間と共に劇団A.W.Sを立ち上げました。また、1995年には同劇団を基にした劇団エ・ネストを設立し、2001年には劇団無現を結成して代表を務めています。

演技スタイルと関西弁

新藤は関西出身であり、関西の役を演じる際には関西弁を流暢に使っています。また、タレントや芸人たちと共演する際にも、自然に関西弁で会話をすることが多いです。関西では長寿番組『ふるさとZIP探偵団』で探偵として親しまれ、地域の顔として多数のファンに愛されています。

主な出演作

映画

• - 俺ら東京さ行ぐだ（1985年、松竹）
• - 敦煌（1988年、東宝）
• - ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS（2003年、東宝）
• - 修羅のみちシリーズ（アルゴ・ピクチャーズ）など多数

テレビドラマ

• - 心はいつもラムネ色（1984年 - 1985年、NHK）
• - 水戸黄門（C.A.L/TBS系）
• - 相棒（テレビ朝日系）
• - 金田一耕助シリーズ（TBS系）などに出演し、多彩な役柄を演じています。

舞台とVシネマ

新藤は舞台活動にも力を入れており、様々な公演に参加しています。また、Vシネマにも多く出演しており、特に極道モノでの役柄が印象的です。

結論

新藤栄作は、日本のエンターテインメント界において多才な才能を持つ俳優です。キックボクシングから演劇への転身、さらに劇団の主宰として後輩を育てる一方で、彼自身も演技の幅を広げ続けています。その多面的な活動には、今後も目が離せません。

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