新装 (秘) 必殺現代版 東京六本木・京都円山公園・大阪梅田 3元仕事人ナマ中継

新装 (秘) 必殺現代版 東京六本木・京都円山公園・大阪梅田 3元仕事人ナマ中継

『新装 (秘) 必殺現代版 東京六本木・京都円山公園・大阪梅田 3元仕事人ナマ中継』は、1985年10月4日金曜日の21時から22時48分にかけて放送されたバラエティ番組です。この番組は、朝日放送と松竹の共同制作によりテレビ朝日系列で放送され、必殺シリーズの第6弾にあたります。

放送の目的は、11月15日にスタートする『必殺仕事人V・激闘編』の注目を集めることであり、同年に放映された『(秘) 必殺現代版 主水の子孫が京都に現われた 仕事人vs暴走族』をダイジェストに再編集した内容が含まれています。これに加えて、番組の特徴である「3元中継」が実施され、東京の六本木、京都の円山公園、大阪の梅田を結ぶ生中継が展開されました。

番組の進行は、当時玉井孝アナウンサーが担当し、さまざまなシチュエーションで必殺仕事人のキャストが活躍する様子が放送されたことで、視聴者の期待感を高めました。また、出演者がそれぞれの地域で特有の仕事を行う様子が巧みに描かれ、視聴者に新たなエンターテインメントを提供しました。

キャストとスタッフ

この番組の制作には、多くの才能ある人々が参加しました。制作は朝日放送の山内久司が担当し、構成を保利吉紀が行いました。また、東京・六本木の部分には、出演者として村上弘明、菅井きん、梅沢富美男が名を連ねました。さらに、大阪・梅田では、藤田まこと、白木万理、山内としお、笑福亭鶴瓶、京都・円山公園では、鮎川いずみと京本政樹が出演しました。

ディレクター陣は多岐にわたり、安田貞夫や岩井哲也、外池孝晋や井上隆などが名を連ね、それぞれの地域の盛り上がりを担いました。技術班も力を入れ、各地区でのスムーズな中継に貢献しました。

エンドテーマ

エンドテーマには鮎川いずみの「女は海」が使用され、作詞・作曲は京本政樹が担当し、編曲は京本政樹と大谷和夫が行いました。この楽曲は、『必殺仕事人V・激闘編』の主題歌の生披露がありました。

このように『新装 (秘) 必殺現代版』は、視聴者にとって魅力的なコンテンツを提供するだけでなく、地域間を結びつける新たな試みでもありました。3元中継という独自の形態は、その後のテレビ番組制作においても影響を与え、視聴者とのインタラクションを深める重要な要素となりました。必殺シリーズの魅力を存分に引き出したこの番組は、放送当時、多くのファンを惹きつけました。

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