新野東

新野東（にいのひがし）

新野東は、岡山県津山市に属する地域名で、「にいのひがし」と読みます。郵便番号は708-1205です。

地理

この地域は、かつて存在した新野村の南東端に位置しています。地域内には、津山市役所の勝北支所が置かれており、地域の行政拠点となっています。

歴史

新野東の歴史は古く、近世から複雑な変遷をたどってきました。

近世の分村・再編: 1688年よりも前には、新野東村が新野東上村と新野東下村（下分）に分かれていました。1688年には新野東上村が久本村と名を改めます。その後、1716年から1736年の間に、この久本村がさらに新野東村上東分と新野東村上西分に細分化されました。
近代の合併と村制: 1872年、先に分かれていた新野東村上東分、新野東村上西分、そして新野東村下分の三村が合併し、改めて新野東村が成立しました。1889年6月1日に町村制が施行されると、勝北郡に属していた新野東村は、同郡の新野西上村、新野西下村、新野西中村、新野山形村と合併し、新たな「新野村」の一部となりました。この際、旧新野東村の区域は大字「新野東」として引き継がれました。
郡および町村の変遷: 1900年4月1日には、所属する郡に変更があり、勝北郡が勝南郡と合併して勝田郡が誕生しました。さらに時代が進み、1955年1月1日には、勝田郡新野村が同郡の勝加茂村、広戸村と合併し、「勝北町」が誕生します。この合併に伴い、新野村の他の大字は地名から「新野」の部分を省きましたが、新野東は大字名をそのまま維持しました。
地名の一部変更と市への編入: 1958年には、新野東の一部である「字日本」が、市場南端部と共に「日本原」という地名の一部として再編成されました。そして、2005年2月28日、勝北町は苫田郡加茂町、阿波村、久米郡久米町と共に津山市に編入され、現在に至ります。

世帯数と人口

地域内の正確な世帯数と人口については、2021年（令和3年）1月1日現在の統計が存在しますが、詳細な数値は別途参照が必要です。

小・中学校の学区

津山市立の小・中学校に通学する場合の学区は、市によって定められています。

交通

新野東地域を通る主な道路としては、国道53号線、岡山県道348号堀坂勝北線、岡山県道415号工門勝央線などがあります。

地域内の主な施設

地域内には、以下のような公共施設や店舗が立地しています。

津山市役所 勝北支所
新野郵便局
津山市勝北図書館
JA晴れの国岡山 勝北SS（サービスステーション）
* マルイ 勝北店

これらの施設は、地域住民の生活を支える役割を果たしています。

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