新鶴温泉

新鶴温泉

新鶴温泉は、福島県大沼郡会津美里町新鶴地区に位置する温泉地です。のどかな田園風景の中に佇み、日帰り温泉施設と宿泊施設を備え、訪れる人々に癒しを提供しています。

泉質

新鶴温泉の泉質は、単純温泉です。源泉温度は45.6℃、湧出量は毎分300リットルと豊富で、掘削動力揚湯方式で湧き出しています。無色透明でクセがなく、肌に優しいのが特徴です。飲用も可能で、内臓にも良い影響を与えると言われています。

泉質：単純温泉
源泉温度：45.6℃
湧出量：毎分300リットル
泉色：無色透明

温泉地

2023年4月、「新鶴温泉健康センター」と「ほっとぴあ新鶴」がリニューアルされ、「新鶴温泉んだ」として生まれ変わりました。この温泉地の特徴は、特産の朝鮮人参を利用した様々な試みです。名物の「にんじん風呂」は、文字通り浴槽に朝鮮人参のエキスが溶け込んだもので、血行促進や美肌効果が期待できます。また、食事にも工夫が凝らされており、「にんじんの天ぷら」など、朝鮮人参を使った料理が楽しめます。

温泉地は高台に位置しており、東には雄大な磐梯山の姿を一望できます。夜には会津盆地の美しい夜景が広がり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。温泉地の東側に広がる丘陵地帯は、水はけの良い土地を生かしてブドウ栽培が盛んです。食用ブドウはもちろん、ワイン用ブドウも多く栽培されており、「シャトー・メルシャン新鶴シャルドネ2006」は、全日本空輸の国際線ファーストクラスの機内ワインに採用された実績もあります。

周辺観光

新鶴温泉の周辺には、様々な観光スポットがあります。

ふれあいの森スポーツ公園：温泉のすぐそばにある公園で、球場、運動場、テニスコート、キャンプ場、アスレチックなど、様々な施設が整っています。一日中体を動かして楽しむことができます（球場、テニスコート、キャンプ場等は要予約）。
中田観音：細菌学者・野口英世ゆかりの寺。
伊佐須美神社：会津地方屈指の古社。
春日八郎記念公園・おもいで館：国民的歌手・春日八郎の記念館。

アクセス

鉄道：JR只見線根岸駅から徒歩約20分
バス：会津若松駅前から会津バス新鶴温泉行きで約50分（日祝日運休）、新鶴温泉下車
車：磐越自動車道新鶴ICから約5分、会津若松ICから約20分

まとめ

新鶴温泉は、美しい自然に囲まれた、心身ともにリフレッシュできる温泉地です。特産の朝鮮人参を使った温泉や料理、周辺の観光スポットなど、魅力満載です。ぜひ一度、訪れてみてください。

参考資料

ふるさと新鶴村（新鶴村教育委員会）P104-105
福島民友新聞（2015/10/17付）P7

外部リンク

新鶴温泉んだ
* 新鶴温泉 ほっとぴあ新鶴(2023年3月までの名称)

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