日曜日はストレンジャー

「日曜日はストレンジャー」は、1979年1月25日にリリースされた石野真子の4枚目のシングルです。

作詞は、石野真子のシングルでは4作連続となる阿久悠が担当し、作曲は筒美京平が初めて手掛けました。当時流行していたディスコサウンドを大胆に取り入れた、アップテンポでダンサブルな楽曲となっています。

発売前の雑誌取材において、バーニングプロの小口プロデューサーは、前作「失恋記念日」のイメージを払拭し、「次のシングルは徹底的に明るい歌にする」と語っていました。その言葉通り、「日曜日はストレンジャー」は、石野真子の新たな一面を引き出す、明るく開放的な楽曲として完成しました。

イントロは、フォー・トップスの「セイム・オールド・ソング」や、マイティ・クラウズ・オブ・ジョイの「タイム」など、複数の楽曲で使用されているフレーズを引用しています。また、筋肉少女帯と空手バカボンの楽曲「労働者M」のサビは、本楽曲のイントロと間奏のフレーズを参考にして作曲されたと言われています。

2008年3月26日には、石野真子の歌手デビュー30周年を記念したCD-BOX『Mako Pack -Premium- 30th Anniversary Special Edition』が発売され、その中に「日曜日はストレンジャー」のシングルEPのA・B面曲が、最新デジタル・リマスタリング音源で収録されました。

当時のステージ衣装は、基本的にシングル1曲につき2着が用意されていました。「日曜日はストレンジャー」では、白いファーをあしらった水色のミニスカートの上下と帽子を被り、白いロングブーツを履いたウインタースタイルと、白のノースリーブにロングスカートで左肩に羽飾りをあしらったスプリングスタイルという、対照的な2つのスタイルが用意されました。これらの衣装は、上記CD-BOXに収録されているDVDで見ることができます。

収録曲は以下の通りです。

1. 日曜日はストレンジャー [3:30]
作詞：阿久悠／作曲・編曲：筒美京平
2. 悲しきエンゼルス [2:39]
作詞：阿久悠／作曲・編曲：筒美京平

「日曜日はストレンジャー」は、以下の関連作品にも収録されています。

GOLDEN☆BEST 石野真子
Mako Pack -Premium- 30th Anniversary Special Edition

また、本楽曲に関連する項目として、以下が挙げられます。

1979年の音楽
ストレンジャー

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