日本アミューズメント産業協会

日本アミューズメント産業協会について

日本アミューズメント産業協会（JAIA）は、主に風適法第5号営業に該当するゲームセンターを含むアミューズメント業界を支えるために設立された業界団体です。この団体は2006年に設立された任意団体から始まり、2018年には一般社団法人へと移行するおりに名称が「日本アミューズメント産業協会」に変更されました。

設立背景と目的

日本アミューズメント産業協会は、複数の業界団体の統一という目標の下、2006年12月12日に設立されました。設立には、日本アミューズメントマシン協会（JAMMA）、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会（AOU）、日本SC遊園協会（NSA）の三者が関わっています。これらの団体は、長年にわたり協力して業界を支え、「アミューズメント産業界の実態調査報告書」の発表や、「ゲームの日」の運営など、さまざまな活動を行ってきました。

初代会長には、当時のJAMMA会長でセガサミーホールディングスの代表取締役社長兼会長であった里見治氏が選ばれました。彼はアミューズメント業界の発展に大きな影響を与える存在として知られています。

統合の歴史

2012年4月、JAMMAはNSAと全日本遊園施設協会（JAPEA）と統合し、一般社団法人へと移行しました。この時、JAMMAの名称も「日本アミューズメントマシン協会」に変更され、より活動の幅が広げられました。

さらに、2018年4月1日には、JAMMAとAOUが再び合併し、新たに日本アミューズメント産業協会が発足しました。この合併によって、1980年12月に解散した全日本遊園協会（JAA）以来、38年ぶりにアミューズメント業界の団体が統一されることとなりました。この統一によって、業界全体の活動や発展に向けた取り組みが一層強化されることが期待されています。

役割と活動

日本アミューズメント産業協会は、以下のような役割と活動を通じて、アミューズメント業界の発展を支えています。

1. 業界の調査と分析: 協会は年次報告書を通じてアミューズメント産業の実態を調査し、データに基づく議論や政策提言の基礎を提供します。
2. 業界のイメージ向上: 「ゲームの日」の運営などを通じて、アミューズメント業界の魅力を広め、より多くの人々に楽しんでもらう機会を作ります。
3. 規制や法律への対応: 業界の代表として法的な問題に取り組み、健全な業界の発展を促進するための活動を行っています。
4. 会員へのサポート: 会員企業に対して情報提供や接点の機会を提供することで、業界のつながりを深めます。

今後も、日本アミューズメント産業協会は、アミューズメント業界の発展を支持し、さまざまな活動を通じて業界内外の連携を強化していくことでしょう。

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