日本プラントメンテナンス協会

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会について

公益社団法人日本プラントメンテナンス協会（Japan Institute of Plant Maintenance、略称JIPM）は、主に製造プラントのメンテナンス技術の向上を目指して活動する法人です。設立当初から、多くの企業や専門家に対して、トータル・プロダクティブ・メンテナンス（TPM）を提唱し、この分野で先進的な役割を果たしています。協会は、製造業の効率性や競争力を高めるための知識や情報を提供し、メンテナンスに関する専門性を広めることに努めています。

沿革

この協会は、1961年に社団法人日本能率協会内で設立された「設備管理部会」が源流です。1969年には、日本プラントエンジニア協会（JIPE）として正式に法人化されました。その後、1981年には通商産業省からの認可を受け「社団法人日本プラントメンテナンス協会」となりました。その後の活動を通じて、1989年には「設備管理学会」、1990年には「日本メンテナンス工業会」が設立され、メンテナンスに関するさらなる教育や普及活動が進められました。

2005年には公益法人改革の一環として、収益事業が株式会社JIPMソリューションへ譲渡され、運営の効率化が図られました。さらに、2008年に施行された新公益法人制度に基づき、内閣府からの認定を受け、2012年4月1日には現在の「公益社団法人日本プラントメンテナンス協会」という形で新たなスタートを切りました。

概要

この協会は東京都千代田区神田神保町に本社を構えています。代表者には、河合満氏が現在の会長を務めています。設定された目的は、製造プラントのメンテナンス技術の向上であり、TPMの普及に力を入れている点が特筆されます。また、協会は不定期にセミナーやワークショップも開催し、実践的な知識を伝える活動を行っています。

歴代会長

協会には歴代の会長が存在し、その中には初代会長の玉置明善氏をはじめ、苅込一郎、篠田治男、金森政雄、大和田国男、出光裕治、萩原晴二、佐々木元、磯谷智生、中谷修、土屋総二郎、垣見吉彦氏と続き、現在の河合満会長がその職にあります。これらの会長は、それぞれの時代において協会の活動を推進し、プラントメンテナンスの発展に寄与してきました。

外部リンク

詳しくは、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の公式サイトを訪れて、最新の情報や活動内容を確認することをお勧めします。

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