日本ラインうぬまの森

日本ラインうぬまの森

岐阜県各務原市に位置する「日本ラインうぬまの森」は、1992年に開園した自然豊かな公園です。公園は、各務原市の東端にある陰平山（標高237m）一帯に広がり、全体の面積は約66.25ヘクタールに及びます。この広大な自然の中には、散策道が整備されており、訪れる人々がゆっくりと自然を楽しむことができます。

散策道の魅力

公園内には「まんさくの道」、「せせらぎの道」、「萩の道」、「さえずりの道」など、さまざまな散策道が用意されています。それぞれの道は、季節ごとに異なる風景を楽しむことができるため、訪れるたびに新たな発見があることでしょう。また、木の温もりを感じられる中山道の石畳や、色とりどりの杉並木も散策を魅力的にしています。

展望施設

公園内には展望台や展望デッキも設けられており、ここからは木曽川（いわゆる「日本ライン」）や鵜沼団地、さらには犬山城や勝山（猿啄城）、伊木山、各務原アルプスなどを一望できます。特に濃尾平野を仰ぎ見ることができる絶景のスポットであり、訪れた人々はその美しさに感動すること間違いありません。

アクセスと施設

「日本ラインうぬまの森」には無料の駐車場が整備されており、訪れる際にも便利です。公園の入口にはセンターハウスがあり、ここでは「もりの本やさん」として様々な書籍が楽しめます。また、森の交流館も併設されており、地域の情報などを得ることができるたいへん便利な施設です。

さらに、公園からはハイキングコースが整備されており、「日本ラインうぬまの森」から始まるこのルートは、明王山見晴台、大岩見晴台、岩坂峠、向山見晴台、そして桐谷坂に至ります。公園散策を越えて、さらに広がる自然を体感することができるこのコースは、多くのハイカーに愛されています。

営業時間とアクセス情報

センターハウスの営業時間は、午前9時から午後5時までで、月曜日と年末年始は休業となっています。訪問者はJR高山本線の鵜沼駅から徒歩約20分、または名鉄各務原線の新鵜沼駅からも徒歩約20分でアクセス可能です。さらに、各務原市のふれあいバスの鵜沼線や東西線の朝夕便を利用すれば、「うぬまの森前」バス停下車で簡単に訪れることができます。

最後に

「日本ラインうぬまの森」は、自然を感じながら散策やハイキングを楽しめるスポットです。季節の移り変わりを楽しむためにぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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