日本聴導犬協会

社会福祉法人 日本聴導犬協会について

社会福祉法人日本聴導犬協会は、聴導犬と介助犬の育成・貸与を通じて、聴覚や肢体障がいのある方々の生活を支援している団体です。1996年に長野県伊那保健所の推進を受け、保護犬の中から適性のある犬を選び、聴導犬として育成を開始しました。2001年からは、聴覚と肢体両方に障がいのある方からの要望に応え、多目的補助犬の育成も行っています。これらの犬たちは、聴導犬と介助犬の両方の役割を担い、利用者の日常生活をサポートします。

当協会は、厚生労働大臣指定法人として、全国規模での活動が認められています。東京と関西にも事務所を構え、より多くのユーザーへの情報提供とサポートを行っています。貸与する聴導犬・介助犬は全て無料で、アフターケアも無償で提供しています。

活動内容

聴導犬・介助犬の育成と貸与: 聴覚障がい者や肢体障がい者に対し、訓練された聴導犬や介助犬を無償で貸与しています。
多目的補助犬の育成: 聴覚と肢体の両方に障がいを持つ方のために、両方の役割を担う多目的補助犬を育成しています。
訓練士の育成: 聴導犬・介助犬の訓練士を養成する専門学校を運営し、質の高い訓練士を育成しています。
見学会と相談室: 全国各地で定期的に見学会や相談室を開催し、聴導犬や介助犬に関する情報を広く提供しています。
アフターケア: 貸与後の犬と利用者のサポートを無償で行っています。

沿革

1996年: 英国聴導犬協会の指導を受け、ボランティア団体として設立。
1997年: 常勤スタッフを配置し、本格的な活動を開始。
2000年: NPO法人化。
2001年:
訓練した聴導犬が、日本で初めて公的公共機関（JR西日本）の同伴試験に合格。
訓練した聴導犬が、日本で初めて航空会社試験に合格。
NPOグランプリ受賞。
会長の有馬もと氏が中日新聞社会功労賞を受賞。
会長の有馬もと氏が、英国聴導犬協会から国際聴導犬インストラクター資格を授与。
2003年: 社会福祉法人に認証。
2004年: 厚生労働大臣指定法人に指定。
2006年:
ADI国際認定試験に育成団体として合格。
会長の有馬もと氏が、アジア圏初となるADI国際認定聴導犬・介助犬インストラクターとして認証。
2008年:
日本初となるタンデム聴導犬の貸与
聴導犬・介助犬訓練施設として、全館バリアフリーの最大規模である「元気いっぱい聴導犬・介助犬訓練センター」を竣工。
2009年:
日本初のアカデミカルな授業と国際基準を満たした訓練を教授する訓練士学校「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」を開校。
関東信越厚生局長所管となり、全国的な活動が認められる。

認定チーム数

認定聴導犬チーム: 25チーム（活動中8チーム、2016年度受験チーム5チーム）
認定介助犬チーム: 8チーム（活動中2チーム、2016年度受験チーム1チーム、他団体からの委譲チームを含む）

所在地

日本聴導犬協会本部: 〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村7030-1
東京事務所（非常勤）: 〒193-0823 東京都八王子市横川町772-12
関西事務所（非常勤）: 〒659-0094 兵庫県芦屋市松ノ内町6-7

外部リンク

日本聴導犬協会
日本聴導犬推進協会
日本聴導犬協会 (@nihon1chodoken) - X（旧Twitter）
日本聴導犬協会 (nihonncyoudoukennkyoukai) - Facebook
日本聴導犬・介助犬訓練士学院 (JEITHSD) - Facebook
有馬もと (DrArimaMoto) - Facebook
日本聴導犬協会 (@hearingdogfordeaf) - Instagram
有馬もと - YouTubeチャンネル

社会福祉法人日本聴導犬協会は、聴導犬や介助犬を必要とする人々への支援を通じて、社会全体の福祉向上に貢献しています。聴導犬や介助犬に関心のある方は、ぜひ一度、見学会や相談室に参加してみてください。

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