日東化工

日東化工株式会社について

日東化工株式会社は、神奈川県高座郡寒川町に本社を構えるゴム製品の製造会社です。エンビプロ・ホールディングスの子会社であり、ゴムシート、建築・土木資材、景観資材、軌道部品、車輌機器部品、産業用資材、粉末ゴム製品、ゴムコンパウンド、樹脂製品など、多種多様なゴム関連製品を開発、製造、そして販売しています。

設立と変遷

[1949年]]7月、東京急行電鉄の出資により「日東タイヤ株式会社」として設立されました。当初は「ニットータイヤ」ブランドで自動車用タイヤの製造・販売を主力事業としていましたが、1979年に東洋ゴム工業（現在のTOYO TIRE）と業務提携を結び、翌1980年にタイヤ事業を「菱東タイヤ株式会社」に移管しました。この菱東タイヤは1996年に東洋ゴム工業に吸収合併され、現在「ニットータイヤ]」は[[TOYO TIREのブランドとして、主に海外市場、特に北米で高い人気を誇っています。

1982年4月には、社名を「日東化工株式会社」に変更し、タイヤ製造からゴム製品全般の製造へと事業の軸足を移しました。その後も、資本構成や提携先の変化を経て、2018年3月には三菱ケミカルに代わり、大阪ソーダが資本参加。そして2023年、エンビプロ・ホールディングスによる株式公開買付けが成立し、同年6月には東京証券取引所スタンダード市場から上場廃止となりました。株式併合を経て、エンビプロ・ホールディングスの完全子会社となっています。

2024年1月には、子会社の湘南エヌテイケー株式会社を吸収合併し、資本金を19億2000万円から1億円に減資。同年7月には、エンビプロ・ホールディングス傘下の株式会社東洋ゴムチップを吸収合併し、前橋工場（群馬県前橋市）と西日本事業所（熊本市南区）を新たに設けています。

事業内容

日東化工は、長年の経験と技術を活かし、様々な分野で活用されるゴム製品を提供しています。ゴムシート、建築・土木資材、景観資材、軌道部品、車輌機器部品、産業用資材、粉末ゴム製品、ゴムコンパウンド、樹脂製品など、幅広い製品群を取り扱っており、それぞれの製品は高い品質と信頼性を誇ります。

関連情報

なお、東大阪市にも同名の中小企業「日東化工株式会社」が存在しますが、こちらの企業とは一切関係がありません。

外部リンク

日東化工株式会社

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