旭志織

旭 志織（あさひ しおり）について

旭志織（あさひ しおり）は、1978年2月17日に福岡県宗像郡（現在の福津市）で生まれた日本の男性プロレスラーです。A型の血液型で、現在は2AWに所属しています。彼のプロレスキャリアは、九州産業大学在学中のプロレス研究会（現・プロレス研究部）で初めてリングに上がったことから始まります。当時は「ヒマワリ」というリングネームで活動しており、学生プロレスの楽しさを満喫していました。

経歴と試合

2002年、彼はKAIENTAI DOJOの千葉Blue Field大会でプロレスデビューを果たし、その際に石坂鉄平との試合が初戦となります。この試合から彼のキャリアは始まり、ロス・クワトロ・タバスコスのDJニラによる無理矢理なメンバーシップをきっかけに、パルプンテとの抗争へと発展します。これにより、オカマのX No.5からも狙われるようになりました。2003年12月にはみちのくプロレスの出稼ぎシリーズに参加し、徐々にその名を広めていきます。

その後、2004年には若手選手による大会「K-METAL LEAGUE」で優勝し、才能を認められることになります。また、2005年にはインディーサミットに出場し、続く2006年にはSTRONGEST-K TAG王座を獲得します。その年の5月にはWEWハードコアタッグ王座も手に入れ、11月には故郷・博多スターレーンでUWA世界ミドル級王座を獲得し、地元ファンの前で栄光を掴みます。

旭は以降も数々の団体で活躍し、2012年には「大石・旭のTEN」という自主興行を開催しました。この年、彼は新日本プロレスの単発興行にも参戦し、プロレスリング・ノアでの日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦ではヒロ・トウナイとタッグを組んで戦い、優勝は逃したものの技能賞を受賞しました。

2015年にはDDT EXTREME級王座を奪取し、入場時には観客からの大歓声が響きました。その後も活躍は続き、インディペンデント・ワールド・ジュニアヘビー級王座を手に入れるなど、多くの実績を残しています。

得意技

旭の得意技には、肩車した相手をパワーボムで落としつつ押さえ込む「HIMAWARI-BOM」、「シザーズDDT」、低空式ウラカン・ラナの「月食」などがあります。特に「モダンタイムス」やその進化系「モダンタイムスX」では、逆さ押さえ込みを2回あるいは3回連続で行う独自の技術が魅力です。さらに、ロープなしで繰り出す「阿吽」はレフリーたちを驚かせることでも有名です。

メディア出演やその他の活動

旭はテレビ番組に出演することもあり、GAORAの「プロレスKING」やNHKの「ピタゴラスイッチ」にも登場しました。また、2.5次元プロレス「夢幻大戦」では演技にも挑戦し、プロレスの枠を超えた活躍を見せています。

彼の入場曲には初代「SUNSHINE」から始まり、後の「スーパーヒーロー」へと変わり、毎回観客を熱くさせます。

まとめ

旭志織はその圧倒的な実力と独自のキャラクターで、日本のプロレス界で確固たる地位を築いている選手の一人です。今後の彼のさらなる活躍が期待されています。

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