明るい選挙推進協会

公益財団法人明るい選挙推進協会

公益財団法人明るい選挙推進協会（略称：明推協）は、各種公職選挙が公正かつ適切に行われるよう、啓発活動を展開する公益法人です。元々は総務省自治行政局（旧自治省）が所管していました。

概要

明推協は、ボランティア、総務省、各自治体の選挙管理委員会と連携し、選挙違反のない選挙を目指す「明るい選挙推進運動」を推進しています。また、投票参加の促進や国民の政治意識の向上を図るための事業も行っています。

設立の背景

1951年の第2回統一地方選挙では、6万人を超える選挙違反者が検挙されるという事態が発生しました。また、次期衆議院選挙に向けた事前運動も活発に行われていました。このような状況を憂慮した前田多門ら有志が、「明るくきれいな選挙」を提唱しました。その結果、1952年に言論界、実業界、経済界、婦人界など各界の支持を受け、「公明選挙連盟」が結成されました。

しかし、1961年に公明政治連盟（後の公明党）が結党されたことを受け、1965年に新たな名称を公募。「明るく正しい選挙」が選ばれ、公明選挙連盟とは別に、「明るく正しい選挙推進全国協議会（略称：全推協）」が発足しました。同年には、「明るく正しい選挙の歌」が公募され、「きれいなせんきょ」「この一票に」「すっきり音頭」の3曲が選ばれました。これらの楽曲は、音羽ゆりかご会（きれいなせんきょ）、ダークダックス（この一票に）、三波春夫 & 島倉千代子（すっきり音頭）が歌唱するソノシートとして製造されました。

明るく正しい選挙推進全国協議会は1974年に「明るい選挙推進協議会」へと名称を簡素化し、1976年に公明選挙連盟と明るい選挙推進協議会が合併し、現在の「明るい選挙推進協会」が発足しました。

イメージキャラクターと啓発活動

2000年4月には、イメージキャラクター「選挙のめいすいくん」が誕生しました。

2009年5月には、うるまでるびによる選挙啓発アニメーション「うるまでるびのGO!GO!選挙」が制作され、YouTubeで公開されました。2010年の成人式では、新成人を対象にDVDが配布されました。

関連情報

希望の党 ☆

外部リンク

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