春ノ山竜尚

春ノ山 竜尚について

基本情報

春ノ山竜尚（はるのやま たつなお）は、1976年8月2日生まれで、愛知県豊田市出身の元大[[相撲]]力士です。彼の本名は春山竜尚（はるやま たつなお）で、身長188cm、体重180kgという堂々たる体格を持っています。当時の得意技は左四つと寄り、最高位は東前頭10枚目を記録しました。趣味はテレビ鑑賞で、血液型はO型です。

来歴

春ノ山は在日朝鮮人の三世で、元幕下力士の嶋の龍の実弟です。彼は小学校1年生の頃から相撲を始め、その後全国大会でも優れた成績を残しました。また、柔道にも秀で、愛知県大会で優勝した経歴も持っています。子供の頃から相撲に情熱を注いできた彼は、豊田市立逢妻中学校を卒業後、1992年3月場所で初土俵を踏みました。

力士としての歩み

彼は2000年11月の場所で新十両入りを果たしましたが、すぐに幕下に落ちてしまいます。しかし、2001年1月場所では西幕下筆頭として全勝優勝を果たし、再び十両に復帰しました。約3年間十両で活動し、2004年3月には入幕を果たしますが、運悪く幕内に定着できないまま3場所で陥落してしまいました。

その後、2005年1月場所では再度幕内に復帰しますが、膝の怪我により全休を余儀なくされ、次々に番付が下がる結果となりました。彼の怪我の影響は深刻で、幕下でも本来の力を発揮できず、最終的には休場を選択しました。2007年には断髪式を行い、その際には女性も参加できるよう配慮されたことが特筆されています。

エピソード

エピソードの一つとして、仕切りの際の塩を撒く手は左手を用いたことがあります。これは、新十両の頃に連敗が続いた際、気分転換として左手で塩を撒いたところ、連敗が止まったため、その後も左手を使うようになりました。また、中学校時代には同級生の薩摩錦と親友となり、一緒に相撲界に進むことを決めたそうです。

引退後、準年寄に就任しましたが、準年寄制度が廃止されたことにより、新たに名跡を襲名した経験があります。2008年には協会を退職しましたが、現在は豊田市下林町にて「どすこい酒場 ちゃんこ 春ノ山」を経営しており、地域に根ざした活動を行っています。

成績

彼の生涯成績は426勝410敗49休で、勝率は.510、幕内成績は16勝29敗15休で勝率は.356。現役在位は89場所、幕内在位は4場所でした。また、幕下での優勝は1回（2001年1月場所）です。

名称の経緯

春ノ山という名前は、知人から画数を増やすと良いという助言を受け、それに従って名付けられたそうです。

関連項目

• - 大[[相撲]]力士一覧
• - 日本[[相撲協会]]の公式ページにて彼の経歴や戦績も確認できます。

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