春日駅(かすがえき)
春日駅は、福岡県春日市春日原北町五丁目に位置する
九州旅客鉄道(JR九州)の
鹿児島本線に属する駅で、駅番号はJB04です。この駅は、地域住民にとって重要な交通機関として機能しており、利便性の高い構造が整っています。
歴史
春日駅は
1989年3月11日に開業しました。開業から10年以上が経過し、
2000年2月29日には
自動改札機が導入され、利便性が向上しました。その後、
2003年3月15日には駅舎が改築され、
橋上駅舎として新たに生まれ変わりました。この際に多目的トイレやエレベーターも設置され、バリアフリー化が進められました。また、
2009年3月1日からは
ICカード「
SUGOCA」の使用が可能となり、利便性がさらに向上しています。
2022年3月11日には、きっぷうりばの営業が終了しましたが、駅の基本的な機能は維持されています。
駅の構造
春日駅は、相対式ホーム2面2線を有する
地上駅です。駅舎は橋上にあり、上下線の行き来がしやすくなっています。上りホームの鹿児島側には交交セクションも存在し、運行上の便利さを助けています。これまで、2023年9月30日までは
JR九州サービスサポートが駅業務を行っており、サポート機能付きの
指定席券売機や
自動改札機が設置されています。
利用状況
2020年度のデータによると、春日駅の1日の平均乗車人員は3,676人です。この数字は近年変動がありますが、地域の重要な交通ハブとしての位置づけは変わりありません。利便性の高いアクセスが、周辺住民や利用者から好まれていると言えます。
駅周辺
春日駅は春日市の北東部に位置しています。駅から春日市役所までの距離は約250メートルで、周囲には多くの住宅が広がっています。また、公共施設としてはクローバープラザや
福岡県営春日公園が近く、地域住民に便利な環境が提供されています。商業施設は駅から500メートルほど離れた西鉄
春日原駅周辺に集中しており、県道56号が線路を跨いで立体交差しています。この県道56号の出入口は駅に直結しており、交通の便も良好です。
近隣の施設
バス路線
春日駅周辺には、県道56号線上に「JR春日駅」の停留所が設置されており、いくつかのバス路線が運行されています。また、春日市コミュニティバス「
やよい」も利用でき、地域内を効率良く移動することができます。
隣の駅
- - 南福岡駅 (JB03) - 春日駅 (JB04) - 大野城駅 (JB05)
春日駅はその交通の便の良さだけでなく、周辺地域の施設や住宅地の利便性もあって、多くの利用者に愛されています。地域の発展と共に、今後も成長し続ける駅として期待されています。