春野町弘岡中

春野町弘岡中（はるのちょうひろおかなか）

春野町弘岡中は、高知県高知市に位置する町名です。ここでは、その地理的な特徴、歴史、交通、そして地域を代表する施設について詳しく解説します。

地理

弘岡中は、高知市の南西、春野町の北西部に位置しています。周辺地域との位置関係は以下の通りです。

西：春野町弘岡上
南：春野町森山
東：春野町弘岡下
北：針木南・針木西、吾川郡いの町八田

地域内では、国道56号・土佐市バイパスと高知県道36号高知南環状線が交差しており、高知県道14号春野赤岡線が春野町弘岡上との境界を走っています。北部は山間部となっており、自然豊かな景観が広がっています。

歴史

弘岡中の歴史は、幕末の弘岡中ノ村に遡ります。この村は高知藩領であり、明治時代に入り、廃藩置県を経て高知県の管轄となりました。

1871年（明治4年）：廃藩置県により高知県の管轄となる。
1889年（明治22年）：町村制の施行により、弘岡中ノ村として自治体を形成。
1950年（昭和25年）：一部が八田村と高知市に編入。
1956年（昭和31年）：平和村、西分村、仁西村、森山村、弘岡上ノ村、弘岡下ノ村と合併し、春野村が発足。弘岡中は春野村の大字となる。
1969年（昭和44年）：春野村が町制を施行し、春野町となる。
2008年（平成20年）：春野町が高知市に編入され、弘岡中の区域をもって高知市春野町弘岡中が新設された。

交通

弘岡中へのアクセスは、バスと道路が利用可能です。

バス：とさでん交通が運行（系統多数）
道路：
国道56号
土佐市バイパス
高知県道14号春野赤岡線
高知県道36号高知南環状線

施設

弘岡中には、高知県立春野総合運動公園があります。この公園は、地域住民のスポーツやレクリエーションの拠点として利用されています。

まとめ

春野町弘岡中は、豊かな自然と歴史が息づく地域です。高知市に編入されてからも、その名は地域に深く根ざし、住民の生活と文化を支えています。交通の便も良く、高知県立春野総合運動公園などの施設も充実しており、住みやすい環境が整っています。

参考文献
角川日本地名大辞典 39 高知県
旧高旧領取調帳データベース

外部リンク
高知市

関連項目
高知県の廃止市町村一覧

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