春風亭昇輔

春風亭昇輔のプロフィールと活動

春風亭昇輔（しゅんぷうてい しょうすけ、1992年2月6日生まれ）は、日本の落語家であり、落語芸術協会に所属しています。彼の本名は谷口直で、埼玉県本庄市が故郷です。昇輔は本庄東高等学校を卒業後、駒澤大学経済学部に進学し、大学時代には落語研究会に身を置き、「努三亭ぎざ獣」という名前で落語活動を行いました。彼は関東落研連合の10代目総長としても活躍し、柳家あお馬などの先輩を持っています。

入門からの軌跡

2015年3月、昇輔は瀧川鯉朝に弟子入りし、同年の8月には楽屋入りを果たしました。彼の前座名は「あまぐ鯉」として知られ、初高座は浅草演芸ホールでの「薬缶」という演目でした。その後、彼は着実にキャリアを積み重ね、2019年には二ツ目に昇進し、「春風亭昇輔」と名乗るようになりました。

ユニット活動

昇輔は、同じく落語芸術協会に所属する柳家蝠よしや三遊亭遊子とともに、大阪限定で活動する東京落語家ユニット「一揆」を結成しました。このグループは、様々な落語スタイルを融合させて新たな魅力を引き出すことを目指しています。また、彼は三遊亭吉馬、三遊亭遊七と共に「撃鱗」というユニットも結成し、さまざまなイベントに参加しています。

メディア活動

2020年5月からは、講談師の神田桜子と共に、「桜前線上昇中」という同人ラジオを配信し、リスナーに楽しい時間を提供しています。このラジオは、それぞれのキャラクターや魅力がにじみ出る内容で、多くのファンに支持されています。

最近の成果

昇輔はその実力が認められ、2024年3月には第23回さがみはら若手落語家選手権で準優勝という素晴らしい成績を収めました。この経験は、彼の今後のキャリアに大きな影響を与えることでしょう。

趣味と演目

彼の趣味には洋画鑑賞やヘヴィメタル、サッカーがあり、特にテレビ東京で放送される「午後のロードショー」を好んで観ています。寄席では、主に自作の新作落語を演じることが多く、観客に新たな笑いを提供すべく日夜努力を重ねています。落語家としての創作における彼のパッションは、観客に新しい体験をもたらすことでしょう。

春風亭昇輔は、独自の感性と実力を駆使して、今後も多くの人々に楽しみと笑いを届けていくことでしょう。

もう一度検索