景安駅

景安駅 (けいあんえき)

景安駅は、台湾新北市中和区に位置する、台北捷運（台北メトロ）の中和新蘆線と環状線が接続する駅です。駅番号は、中和新蘆線がO02、環状線がY11です。この駅は、異なる路線間の乗り換えを可能にする重要な拠点となっています。

歴史

景安駅は、台北捷運の発展とともにその歴史を刻んできました。

1998年12月24日：中和線が開業し、景安駅も同時に開業しました。
2011年5月25日：環状線の建設工事が開始されました。
2012年9月30日：新荘線が延伸し、中和線と新荘線・蘆洲線との直通運転が開始されました。これにより、景安駅からのアクセス範囲が拡大しました。
2016年11月24日：中和線のホームに可動式ホーム柵が設置され、安全性が向上しました。
2020年1月19日：環状線が時間帯限定で無料試乗を開始し、その後、1月31日に正式に開業しました。開業当初は2月末まで無料運行が行われました。
2023年1月30日: 環状線西環段の運営委託契約が満了し、翌日付で資産が新北市に移管されました。ただし、運営権の移管には交通部の承認が必要であり、実際には5月23日に移管が完了しました。

駅構造

景安駅は、中和新蘆線と環状線で異なる構造を持っています。

中和新蘆線：地下駅であり、単式ホーム2面2線を備えています。地下4階と地下6階にそれぞれ1面1線ずつホームがあります。出入口は1箇所です。
環状線：高架駅であり、相対式ホーム2面2線を備えています。フルスクリーンタイプのホームドアが設置されており、安全対策が施されています。駅舎は台64線（八里新店快速道路）の高架よりもさらに上空に位置しており、高さは約20メートルです。駅のテーマカラーは「傳訊（橘、Pantone716C）」です。環状線の出口は、中和新蘆線への連絡通路を経由して、景安路西側に1ヶ所設置されています。

駅階層

駅は複数の階層で構成されています。

地下4階：中和新蘆線ホーム（1面1線）
地下6階：中和新蘆線ホーム（1面1線）
高架階：環状線ホーム（2面2線）

駅出口

出口1：景安路（景平路西側）

利用状況

各年度の乗車人員は以下の通りです（具体的な数値は省略します）。

駅周辺

景安駅周辺には、以下の様な施設があります。

台64線
内政部営建署北区工程処
新北市政府警察局
和平黃昏市場
新北市立中和復興国小
保健市場（本駅と永安市場駅の間）
四面佛
中和区公所
中和区綜合運動場
衛生福利部双和医院
YouBike（新北市公共自転車）捷運景安駅

隣の駅

台北捷運 中和新蘆線：永安市場駅 (O03) - 景安駅 (O02) - 南勢角駅 (O01)
新北捷運 環状線：景平駅 (Y10) - 景安駅 (Y11) - 中和駅 (Y12)

脚注

註釈

（特になし）

出典

（参考文献リストは省略します）

関連項目

台湾の鉄道駅一覧

外部リンク

台北捷運公司
駅情報（日本語）
* 位置図（繁体字中国語）

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