有家駅 (岩手県)

有家駅（うげえき）

有家駅は、岩手県九戸郡洋野町大字有家に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）八戸線の駅です。太平洋にほど近い場所にあり、地域住民の足として利用されています。

歴史

有家駅は、1961年（昭和36年）に日本国有鉄道（国鉄）の駅として開業しました。当初から気動車の旅客のみを取り扱う駅員無配置駅でした。

1961年（昭和36年）12月25日：日本国有鉄道の駅として開業
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる
2011年（平成23年）3月11日：東日本大震災の影響で、駅南側の踏切以南の線路が流出する被害を受ける
2012年（平成24年）3月17日：災害復旧工事が完了し、運転再開。同時に待合室が更新される
2022年（令和4年）4月1日：久慈駅長廃止に伴い、八戸駅長管理下となる
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始（予定）

東日本大震災では甚大な被害を受けましたが、地域の復興とともに復旧を果たし、現在も八戸線の一部として重要な役割を担っています。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。ホームは線路の片側にのみ設置されており、列車は単線区間を往復します。八戸駅が管理する無人駅で、駅員は配置されていません。2022年4月1日までは久慈駅長管理下の無人駅でした。

駅周辺

駅周辺には、国道45号線が通り、車でのアクセスも可能です。また、以下の施設があります。

国道45号
有家簡易郵便局
有家漁港

有家漁港は、新鮮な魚介類が水揚げされる港として知られています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■八戸線

陸中八木駅 - 有家駅 - 陸中中野駅

まとめ

有家駅は、開業から半世紀以上にわたり、地域の足として親しまれてきました。東日本大震災からの復旧を経て、地域とともに歩む駅として、これからもその役割を果たしていくことでしょう。

外部リンク

駅の情報（有家駅）：JR東日本

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