朝日駅

朝日駅について

朝日駅（あさひえき）は、三重県三重郡朝日町大字柿に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）関西本線の駅です。駅番号はCJ08で、関西線 (名古屋地区)の一部として運行されています。

歴史

この駅は、1966年（昭和41年）から地元住民による請願が続けられ、建設費7300万円全額を地元が負担することで実現した請願駅です。1983年（昭和58年）8月8日に、国鉄関西本線の朝明信号場 - 富田駅間に新設開業しました。開業当初から旅客のみを取り扱い、駅舎などの設備がない無人駅としてスタートしました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化により、JR東海に継承されています。2006年（平成18年）11月25日には、ICカード乗車券TOICAが導入され、利便性が向上しました。

駅構造

朝日駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。開業当初から無人駅として運営されているため、駅舎などの設備は一切ありません。駅の管理は桑名駅が行っています。特徴的なのは、列車が停車した際に車掌が降りる場所がそのまま出入口となっている点です。上下線で出入口の位置がずれているのは、車掌が切符を回収しやすいようにするためです。ただし、ワンマン運転の場合は出入口の前の扉は開きません。

のりば

利用状況

三重県統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りです。

(実際の乗車人員データは最新の統計書を参照してください)

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

朝日町役場
朝日町体育館
東芝三重工場
近鉄名古屋線伊勢朝日駅
旧東海道
和菓子屋若松園

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

関西本線

■快速「みえ」・■快速：通過

■区間快速・■普通

桑名駅 (CJ07) - （朝明信号場） - 朝日駅 (CJ08) - 富田駅 (CJ09)

その他

この駅は、地元住民の強い要望によって建設された請願駅であるという点が特筆されます。駅舎こそないものの、地域の足として重要な役割を担っています。

脚注

注釈

出典

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
関西線 (名古屋地区)

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