朝陽丸勝人

朝陽丸 勝人について

基本情報

• - 本名: 三好 正人
• - 生年月日: 1979年8月21日
• - 出身地: 大阪府枚方市
• - 所属: 高砂部屋
• - 身長: 178cm
• - 体重: 196kg
• - 血液型: A型
• - 得意技: 左四つ、寄り
• - 最高位: 西幕下2枚目（2003年1月場所）

来歴

朝陽丸 勝人は、交野市立長宝寺小学校の3年生で相撲を始めました。古市道場での少年時代を過ごし、わんぱく相撲全国大会では3年連続でわんぱく横綱に輝きました。中学校3年時には全国都道府県中学生相撲選手権大会の個人戦で優勝し、その後長尾谷高等学校では高校横綱となりました。近畿大学時代にはアマチュア相撲界で9冠を獲得し、4年生のときにはアマチュア横綱の称号も得ました。

2002年3月には幕下15枚目で初土俵を踏み、順調に番付を上げていきました。2003年1月場所では西幕下2枚目の地位に達し、十両への道が見えてきました。しかし、2勝2敗の状況で迎えた5番相撲で大怪我を負い、膝が反対に曲がってしまい、靭帯を3本断裂してしまいます。この大怪我により、5ヶ月の入院を余儀なくされ、その間は全休を余儀なくされたのです。

2004年1月場所で復帰する際には、番付は序二段まで下げていたものの、復帰戦は全勝優勝として飾ることができました。しかし、再び健康問題が発生し、今度は左目が網膜剥離となり、さらに入院と手術を行う羽目に。結果的に5月場所には序二段にまで落ち込んでしまいましたが、再びの序二段優勝を果たしました。

引退

2008年1月場所では西幕下4枚目まで番付を回復しましたが、再び右目の網膜剥離が発症し、全休。医師から相撲を続けると失明の可能性もあるとの警告を受け、同年3月の場所で引退を決意しました。2011年時点で、大学や部屋の先輩である朝乃翔と同じ企業に勤務しています。

競技成績

網膜剥離による後遺症のため、朝陽丸は得意技である頭からのぶちかましを行うことができず、幕下の中位から上位を行ったり来たりする日々が続きましたが、関取昇進には至りませんでした。アマチュア横綱として角界に入ったものの、関取になれなかった選手は彼が最初の例となっています。

その他の実績

• - 2003年の1月場所では千代天山、北桜と対戦し（千代天山には勝利）、
• - 小学校4年生から6年生にかけてわんぱく相撲全国大会で優勝した選手は珍しく、彼自身もその一人でした。この他の選手たちも全員相撲界に進んでおり、10両昇進は果たせていない。

改名歴

• - 朝三好 正人（2002年3月場所 - 2004年3月場所）
• - 朝陽丸 勝人（2004年5月場所 - 2008年3月場所）

主な成績

• - 通算成績: 122勝83敗54休
• - 通算在位: 37場所
• - 序二段優勝: 2回（2004年1月、5月場所）

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