木付丈博

木付丈博

概要

木付 丈博（きつき たけひろ）は、日本のプロラグビー選手です。1994年11月15日に熊本県で生を受けました。現在の所属チームは、ジャパンラグビーリーグワンに参戦している九州電力キューデンヴォルテクス。

フィールド上での主な役割はロック（LO）というポジションです。このポジションは、スクラムの第二列の中央に位置し、フォワードパック全体の推進力を生み出す要となります。また、ラインアウトにおいては、味方からリフトを受けてボールをキャッチするジャンパーとしても重要な役割を担います。さらに、フィールドの広範囲にわたって、タックルやボールキャリーといった献身的なプレーが求められるポジションでもあります。

木付選手は、身長185センチ、体重112キログラムというラグビー選手として恵まれた体格を持ち、特にロックとして必要なパワーとフィジカルを備えています。「きつけ」や「たけ」といったニックネームでチームメイトやファンから親しまれています。

経歴

学生時代

木付選手のラグビーキャリアは、郷里である熊本県で始まりました。県立荒尾高校で青春時代を送り、ラグビーに打ち込みました。高校卒業後、さらなるレベルアップを目指し、ラグビーの名門として知られる帝京大学へ進学（2013年）。大学のラグビー部で腕を磨きました。帝京大学は全国大学ラグビーフットボール選手権大会で常に優勝争いに絡む強豪であり、そこで過ごした日々は、選手としての土台を強固なものにしたと考えられます。

プロキャリア

大学での4年間を経て、2017年に帝京大学を卒業した木付選手は、プロフェッショナルとしての道を歩むことを決意。九州電力キューデンヴォルテクスに入団しました。このチームは、現在ジャパンラグビーリーグワンDIVISION 2に所属し（※注釈：リーグ編成は変動する可能性あり。インプット時点のリーグ構成に基づく）、九州地方を拠点に活動するチームです。地域に根ざした活動を展開しており、地元ファンからの熱い声援を受けています。

九州電力キューデンヴォルテクス加入後、木付選手は着実に経験を積み重ね、公式戦デビューの機会を掴みます。

記念すべきプロ公式戦への初出場は、2017年9月9日に行われたジャパンラグビートップチャレンジリーグの第1節でした。この試合は中部電力との対戦であり、木付選手は途中出場ながらもピッチに立ち、プロ選手としての第一歩を印しました。

以降、チームのフォワードの一角として、スクラム、ラインアウト、そしてブレークダウンといった局面で力を発揮し、チームの勝利に貢献すべく日々研鑽を積んでいます。ジャパンラグビーリーグワンという日本のトップカテゴリーでのプレーは、選手としてのさらなる成長を促す舞台となっています。

まとめ

熊本県で生まれ育ち、高校、大学を経てプロの世界へ飛び込んだ木付丈博選手。ロックとして求められるフィジカルの強さと献身的なプレーで、所属する九州電力キューデンヴォルテクスを支えています。今後の彼の活躍、そしてチームへの貢献に期待が集まります。

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