木場茶屋駅

木場茶屋駅について

木場茶屋駅（こばんちゃやえき）は、鹿児島県薩摩川内市木場茶屋町にある、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。この駅は、地域の足として、住民の方々に利用されています。

列車の運行

木場茶屋駅には、上下線ともに1時間に1本程度の列車が停車します。ただし、朝夕の通勤・通学時間帯には、1時間に1～3本の列車が運行されます。鹿児島方面へは、鹿児島中央駅行きの列車が多く、その他、鹿児島駅、国分駅、都城駅、宮崎駅行きの列車も運行されています。熊本方面へは、すべての列車が川内駅まで運行しています。

歴史

木場茶屋駅は、1914年（大正3年）6月1日に、川内線の一部として開業しました。当時は、鉄道院によって開設され、川内町駅（現在の川内駅）から串木野駅の間が開通した際に設けられました。その後、1927年（昭和2年）10月17日には、海岸線が全通し、路線名称が鹿児島本線に変更されました。1961年（昭和36年）4月1日には貨物取扱が廃止され、1970年（昭和45年）8月21日には荷物扱いも廃止されて無人駅となりました。1978年（昭和53年）3月には、開設当初の木造駅舎から鉄骨平屋建ての駅舎に改築されました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道（JR九州）が駅を継承しました。そして、2012年（平成24年）12月1日には、ICカード「SUGOCA」が利用できるようになりました。

駅名の由来

駅名の「木場茶屋」は、開業当時の地名（薩摩郡隈之城村大字西手字木場茶屋）に由来しています。この地域は、古くは焼畑農業が盛んで、「焼畑で作られた畑」を意味する「木場原（こばはら）」と呼ばれていました。木場原一帯では、昔から良質な水が湧き出ており、その水を使った茶屋「御屋敷」が建てられ、この茶屋が「木場茶屋」として親しまれたことから、地名になったとされています。

駅構造

木場茶屋駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。駅舎は小型ですが、跨線橋でホームと繋がっています。無人駅ですが、IC乗車カード「SUGOCA」が利用可能です。ただし、簡易SUGOCA改札機のみが設置されており、チャージはできません。また、駅には自動券売機がなく、乗車駅証明書の発行も行っていません。

のりば

木場茶屋駅ののりばは以下の通りです。

1番のりば：鹿児島本線　鹿児島方面
2番のりば：鹿児島本線　川内方面

利用状況

2015年度の1日平均乗車人員は33人です。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

冠岳
筑豊ラーメン山小屋薩摩川内店

隣の駅

木場茶屋駅の隣の駅は以下の通りです。

鹿児島本線
隈之城駅 - 木場茶屋駅 - 串木野駅

脚注

木場茶屋駅（駅情報） - 九州旅客鉄道

関連項目

* 日本の[[鉄道駅一覧]]

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