木崎良子

木崎良子（きざき りょうこ）のプロフィール

木崎良子は1985年6月21日に京都府与謝郡与謝野町で生まれた、日本の陸上競技選手です。彼女の競技種目には競歩、中距離走、長距離走、マラソンが含まれ、ダイハツ工業に所属しています。2021年からは同社のアドバイザーとしても活動しています。

経歴

木崎は京都府立宮津高等学校を卒業後、佛教大学社会福祉学部に進学し、陸上競技においても数多くの実績を残しています。大学在学中の2007年には、バンコクで行われた夏季ユニバーシアード大会に出場し、陸上競技女子10,000mで2位を獲得します。また、駅伝大会にも参加し、大学4年次には全日本大学女子選抜駅伝競走大会で区間賞を獲得しました。

2008年4月にはダイハツに入社し、同社の陸上競技部の選手として活動を続けます。彼女は日本陸上競技選手権大会で女子10000mにおいて2位、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会で優勝を果たし、その後のキャリアへとつながっていきます。

フルマラソンへの挑戦

木崎のフルマラソンデビューは2010年の大阪国際女子マラソンで、彼女は6位に入賞しました。さらに、2011年の同大会にも出場し、5位でしたがその後11月に行われた横浜国際女子マラソンでは初優勝を果たし、ロンドンオリンピックの代表選手に選ばれます。

ロンドンオリンピック

2012年8月5日にはロンドンオリンピックの女子マラソンに出場しましたが、25km手前でペースが上がり、メダル争いから脱落しました。最終的には16位の結果となりましたが、後にドーピング違反者の繰り上げにより15位に順位が修正されました。

世界陸上とアジア大会

2013年には名古屋ウィメンズマラソンで見事優勝し、世界陸上モスクワ大会にも出場。同大会では4位入賞を果たしました。続いて2014年の仁川アジア競技大会でも銀メダルを獲得し、不断の努力が実を結びました。

リオデジャネイロオリンピック

2016年にはリオデジャネイロオリンピックの日本代表選考会に出場しましたが、結果は10位となり、二度目の五輪出場は果たせませんでした。

自己記録

彼女の自己記録は、5000mで15分35秒12、10000mで31分38秒71、ハーフマラソンで1時間10分16秒、フルマラソンで2時間23分34秒と、いずれも優れた成績です。

まとめ

木崎良子はその才能と努力で、陸上競技の舞台において数々の栄光を勝ち取ってきた選手です。彼女の活躍は今後も多くの人々にインスピレーションを与えてくれるでしょう。

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