木更津町

木更津町（きさらづまち）

概要

木更津町は、かつて千葉県君津郡（望陀郡）に存在した町です。現在の木更津市の西部に位置していました。1889年（明治22年）に木更津村、吾妻村、貝淵村が合併して発足し、1942年（昭和17年）に周辺の村と合併して木更津市となりました。

歴史

沿革

1825年（文政8年）4月：林忠英が1万石の大名に列し、上総国望陀郡貝淵村に貝淵藩が成立しました。これに伴い、貝淵陣屋が設置されました。
1850年（嘉永3年）11月：林忠旭が貝淵藩の陣屋を同郡請西村（旧真舟村に所在）に移し、請西藩が立藩しました。
1868年（明治元年）：
請西藩が戊辰戦争で新政府軍と対立したため改易となりました。
7月13日：駿河国小島藩から松平信敏が転封し、桜井藩が立藩しました。陣屋は貝淵陣屋を改称した桜井陣屋に戻されました。
1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により、木更津村、吾妻村、貝淵村が合併し、望陀郡木更津町が発足しました。
1897年（明治30年）4月1日：望陀郡が統合されて君津郡となりました。
1912年（大正元年）8月21日：国鉄木更津線（現内房線）の千葉駅 - 木更津駅間が開業し、木更津駅が開業しました。
1942年（昭和17年）11月3日：巖根村、清川村、波岡村と合併し、木更津市が成立。同日、木更津町は廃止されました。

交通

鉄道

国鉄（現JR東日本）
房総西線（現内房線）・久留里線：木更津駅

道路

国道16号
房総街道（現千葉県道270号木更津袖ケ浦線、国道127号）

関連項目

千葉県の廃止市町村一覧 (Wikipediaへのリンク)

もう一度検索