木田駅

木田駅（きだえき）

木田駅は、愛知県あま市木田道下にある名古屋鉄道（名鉄）津島線の駅です。駅番号はTB03。

概要

木田駅は、かつての海部郡美和町に位置する唯一の駅であり、旧美和町の中心市街地にあります。甚目寺駅と並び、あま市を代表する駅の一つとして、多くの利用者に親しまれています。全ての旅客列車が停車し、交通系ICカード「manaca」も利用可能です。

2001年から2008年の一時期、特急列車も停車していましたが、その後廃止。しかし、2008年のダイヤ改正で特急が復活し、再び停車駅となりました。

歴史

木田駅は、開業当初は現在地より西方200mの位置に存在し、簡素なホームのみの駅でした。現在の場所に移転したのは、開業から半年後のことです。

1914年（大正3年）1月23日：開業
1974年（昭和49年）：急行停車駅となる
1980年（昭和55年）：ホーム延伸
1981年（昭和56年）9月16日：跨線橋完成
2001年（平成13年）10月1日：特急停車駅に昇格、2008年6月29日に廃止
2005年（平成17年）7月14日：トランパス導入
2008年（平成20年）12月27日：再び特急停車駅となる
2010年（平成22年）12月1日：南口駅舎完成
2011年（平成23年）2月11日：ICカード乗車券「manaca」供用開始
2012年（平成24年）2月29日：トランパス供用終了
2018年（平成30年）1月：駅舎の改築工事に着工
2018年（平成30年）11月30日：駅舎の改築が完成
2023年（令和5年）12月23日：終日無人化

駅構造

木田駅は、相対式2面2線ホームを持つ地上駅です。駅集中管理システムが導入された無人駅であり、管理駅は須ヶ口駅です。2023年12月22日までは終日有人駅で、駅員が配置されていました。近年まで開業当時の駅舎が残っていましたが、2018年に改築されました。

駅には北改札口と南改札口があり、各改札口付近には自動券売機と自動精算機が設置されています。自動券売機ではmanaca定期券の購入も可能ですが、ミューズカードでの決済は時間制限があります。両ホームは跨線橋で連絡しています。

ホームの長さは、津島方面が6両分、名古屋方面が8両分に対応しています。

利用状況

2020年度の1日平均乗降人員は5,823人でした。

2013年度の1日平均乗降人員は6,682人で、名鉄全駅中58位、津島線内では4位でした。
1992年度の1日平均乗降人員は7,856人で、名鉄全駅中58位、津島線内では4位でした。
2007年度の1日平均乗車人員は3,232人、2008年度は3,245人でした。

木田駅は、津島線内では津島駅、甚目寺駅、須ヶ口駅に次いで4番目に利用者が多い駅です。

駅周辺

2010年から駅周辺整備事業が開始され、2015年には木田駅前線が開通しました。

主な施設：

旧あま市役所（旧美和町役場）
愛知県立美和高等学校
あま市立美和中学校
あま市立美和小学校
美和歴史民俗資料館
蟹江川
ナフコトミダ木田店
佐鳴予備校美和校
平安会館美和斎場

バス

あま市巡回バス：北部・南部巡回ルート

隣の駅

名古屋鉄道

TB 津島線

■特急・■急行・■準急
甚目寺駅（TB01） - 木田駅（TB03） - 勝幡駅（TB05）
■普通
七宝駅（TB02） - 木田駅（TB03） - 青塚駅（TB04）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

木田駅 - 名古屋鉄道

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