末田用水

末田用水について

末田用水（すえだようすい）は、埼玉県さいたま市岩槻区と越谷市を流れる農業用水路です。末田大用水とも呼ばれています。

概要

末田用水は、さいたま市岩槻区末田にある末田須賀堰（すえだすかぜき）で元荒川から取水しています。そこから概ね元荒川の右岸に沿うように南東方向に流れ、しらこばと水上公園を過ぎたあたりで南向きに転じます。さらに、県民健康福祉村の敷地内を横断し、再び南東方向へと進みます。この付近からは、埼玉県道324号と綾瀬川の左岸に並行するように流れていきます。最終的には、越谷市大間野町1丁目で綾瀬川に合流します。

末田用水は、約1200ヘクタールもの広大な農地を潤すための重要な役割を担っています。下流部では、新川都市下水路や綾瀬新川といった別の名称でも呼ばれています。地域の人々の生活や農業に深く関わる水路と言えるでしょう。

末田用水に架かる主な橋梁

末田用水には、多くの橋が架けられています。以下に主な橋梁を列挙します。

（埼玉県道48号越谷岩槻線）
上手橋
（埼玉県道214号新方須賀さいたま線）
中組橋
農免橋
駒橋
野島橋
砂原新橋
名称不明
新橋
名称不明
野中ふれあい橋
萩島小学校橋
中組橋
新田橋
下手橋
ひやみず橋 - 「下手堰」併設
国道463号越谷浦和バイパスが交差
山王橋
大石橋（国道463号）
東橋
西前橋
（橋上公園）
（橋上公園）
外谷橋
ふれあい橋（県民健康福祉村）
名称不明（県民健康福祉村）
新外谷橋
武蔵野線
（七左ェ門通）
前谷橋
明神橋
辰ノ口橋（埼玉県道161号越谷川口線）
（埼玉県道324号蒲生岩槻線）
新川橋
国道4号

これらの橋は、地域住民の生活道路として利用され、末田用水と人々の生活が密接に結びついていることを示しています。

関連情報

末田用水について、さらに詳しく知りたい場合は、以下の情報も参考にしてください。

日本の[[用水路一覧]]
見沼代用水・星川

外部リンク

末田用水圦樋 - ウェイバックマシン - 有限会社フカダソフト（気まぐれ旅写真館）
末田須賀堰 - ウェイバックマシン - 有限会社フカダソフト（気まぐれ旅写真館）


これらのリンク先では、末田用水や関連する施設の写真などを見ることができます。末田用水の歴史や役割をより深く理解する上で役立つでしょう。

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