本城村 (長野県)

本城村（ほんじょうむら）

本城村は、かつて長野県東筑摩郡に存在した村です。2005年10月11日に、坂井村、坂北村と対等合併し、筑北村（ちくほくむら）となりました。

地理

本城村は、松本盆地と長野盆地の中間に位置する筑北盆地の南端に位置していました。村の中央部には狭い平坦地が広がっていましたが、北を除く三方は標高1,000m級の山々に囲まれていました。これらの山々から流れ出る河川は盆地を北へと流れ、隣接していた坂北村（現在は筑北村の一部）で麻績川に合流していました。

山：
大沢山
大洞山
四阿屋山
虚空蔵山

河川：
東条川
別所川

湖沼：
東条ダム
小仁熊ダム（富蔵ダム）

地区

主な集落として、村の中心部である西条（にしじょう）、北国西街道（善光寺西街道、善光寺街道、北国脇往還）の間の宿であった乱橋（みだれはし）、東条、岩戸、大沢、河鹿沢、小仁熊などがありました。

隣接していた自治体

松本市
安曇野市
小県郡 青木村
東筑摩郡 坂井村、坂北村

歴史

沿革

1889年（明治22年）4月1日 - 町村制の施行により、東条村、西条村、乱橋村、大沢新田村の区域をもって本城村が発足しました。
1952年（昭和27年）4月1日 - 中川村の一部（会吉新田のうち河鹿沢）を編入しました。
2005年（平成17年）10月11日 - 坂井村、坂北村と合併し、筑北村が発足。同日本城村は廃止されました。

行政

本城村役場：大字西条4195

経済

産業

本城村では、農業が中心産業でした。特に米作りが盛んでした。

特産品

ふさすぐりジャム
ひまわり油

地域

生活

本城村公民館：大字西条3443

教育

坂北村本城村組合聖南中学校
本城村立本城小学校：筑北村立本城小学校を経て筑北村立坂北小学校と統合、筑北村立筑北小学校開校に伴い廃校。跡地は日本ウェルネス長野高等学校となっています。
本城村教育委員会：本城村公民館内

交通

鉄道

東日本旅客鉄道
篠ノ井線：西条駅

道路

高速道路
長野自動車道が村内を通過していますが、インターチェンジなどの施設はありませんでした。最寄りのインターチェンジは麻績インターチェンジです。2023年12月17日にスマートインターチェンジが開設されました。
一般国道
国道143号
国道403号

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

関昌寺
白山神社
富蔵山
観音寺
花顔寺
乱橋
西条温泉とくら：大字西条3443
湯仏炭鉱跡

関連項目

長野県の廃止市町[[村]]一覧

外部リンク

本城村ホームページ - ウェイバックマシン
本城村・坂北村・坂井村合併協議会
* 本城村ホームページ（2005/09/28アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

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