本町四丁目停留場

本町四丁目停留場の概要

本町四丁目停留場（ほんまちよんちょうめていりゅうじょう）は、愛媛県松山市本町に位置する伊予鉄道本町線の停留場です。停留場の番号は27で、かつては行き違い設備を有していましたが、現在は設置されていません。

歴史

この停留場の歴史は1911年9月1日に遡ります。松山電気軌道の終点として「本町停留場」として開業しました。その後、1911年9月19日には、その路線が札ノ辻（現在の本町三丁目）まで延伸されています。

1921年4月1日、松山電気軌道の合併により、伊予鉄道城南線の停留場としての位置づけとなります。しかし、1946年には旧松山電気軌道線の一部が休止され、本町停留場もその影響を受けました。

1948年7月1日に本町線の終点である本町三丁目停留場として再度開業し、さらに1962年2月1日には本町線が延伸され、本町四丁目停留場が新たに設立されました。また、1967年1月には住居表示の実施に伴い、現在の「本町四丁目停留場」に改称されています。

1970年頃には運行ダイヤが変更され、20分間隔での運行に伴って行き違い設備が撤去されましたが、その跡は今も見ることができます。

2020年には新型コロナウイルスの影響から、4月11日より土日祝日の運行が一時的に全便運休となり、7月23日にはダイヤ改正が行われ、土日祝日には引き続き全便運休が実施されました。

構造

本町四丁目停留場の線形は、かつて存在した交換設備が撤去されたため、現在は上下線それぞれに安全地帯が設置されています。開業当初には安全地帯が存在しなかったものの、交換設備の廃止後に互い違いの形で2面1線の構造が整備されました。両方のホームは交差点を挟んで配置されており、千鳥式の設計となっています。

のりば

停留場には1つののりばが設けられており、ここからの利便性の高いアクセスが可能です。

周辺情報

本町四丁目停留場の周囲には、松山市総合福祉センターや出雲大社松山分祠、国道196号などの重要施設が数多く位置しています。また、伊予銀行本町支店や愛媛銀行本町支店も近隣にあり、地元住民や訪問者にとって利用しやすい環境が整っています。さらに、松山本町郵便局や本町バス停も近いことから、交通利便性は非常に高いと言えるでしょう。

隣接する停留場

本町四丁目停留場の隣には、伊予鉄道本町線の本町三丁目停留場（番号26）と本町五丁目停留場（番号28）が存在します。

本町四丁目停留場は、松山市の交通の要所として重要な役割を果たしており、地域の発展と共にその歴史を積み重ねています。

もう一度検索