本郷南方

本郷南方（ほんごうみなみかた）

本郷南方（ほんごうみなみかた）は、宮崎県宮崎市に位置する地名で、正式には「宮崎市大字本郷南方」と表記されます。地域の大半は本郷地域自治区に属していますが、一部は赤江地域自治区に含まれています。郵便番号は880-0921です。

地理

宮崎市の中南部に位置し、旧赤江町の南部に当たります。住居表示の実施により、希望ヶ丘、本郷、東宮、まなび野が成立し、また郡司分や本郷北方との間に飛び地が存在するため、境界線は複雑に入り組んでいます。「宮崎空港交差点」付近の地域（赤江地域自治区）を除き、本郷地域自治区に属しており、本郷地域事務所が置かれています。

周辺地域との位置関係はおおむね以下の通りです。

北：本郷北方
西：東宮、まなび野
南：郡司分
東：田吉

地名の由来

「本郷」という地名は古く、鎌倉時代初期の1197年（建久8年）に作成された土地台帳『建久図田帳』に記載されている八条女院領国富庄の本郷に由来します。当時の国富庄は、北に新田、佐土原、那珂、穂北などの児湯郡、南に左右恒久、田吉、加納、国富本郷、熊野などの宮崎郡を含む広大な地域でした。このうち国富本郷は、土持宣綱が治めていました。

国富本郷は地理的に国富庄の中心部に位置していたと考えられ、「本郷」という地名が付けられたと考えられています。その後、国富本郷は本郷北方、本郷南方、郡司分に分かれました。

歴史

1943年：大字本郷南方が成立。
1980年：本郷南方の一部から希望ヶ丘、本郷が成立し、住居表示が実施。
2002年：本郷南方の一部から東宮が成立し、住居表示が実施。
2003年：本郷南方の一部からまなび野が成立し、住居表示が実施。
2006年：地域自治区制度が施行され、赤江地域自治区が成立。
2016年：赤江地域自治区から本郷南方の大部分を含む本郷地域自治区が成立。

世帯数と人口

2023年（令和5年）5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的なデータは省略）

小・中学校の学区

宮崎市立の小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。

（具体的な学区は省略）

交通

鉄道：日南線が通っており、南方駅が設置されています。
バス：宮交グループが運営するバスが運行しています。
道路：
国道220号（宮崎南バイパス）
宮崎県道52号宮崎空港線
宮崎県道367号中村木崎線

施設

宮崎市本郷地域事務所
宮崎市立本郷中学校

脚注

（脚注は省略）

外部リンク

宮崎市
* 宮崎県宮崎市大字本郷南方 (452011270) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット

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